藤巻町政任期2年経過
世論調査
藤巻町政となって2年、軽井沢で暮らす人々はどのように評価しているのだろうか。
町政へのアンケート調査の結果がまとまった。
軽井沢が良い方向へ向かうには
問2では「どちらかといえば軽井沢が良い方向へ向かっている」と答えた人は29・5%、「良くない方向へ向かっている」と答えた人は、「どちらかといえば」を合わせて42・5%にものぼる。今後、藤巻町政は「良くない方向へ向かっている」問題点を探り、「良い方向へ向かっている軽井沢」にすることが求められる。その問題点は、問10の「どのような政策に力を入れてほしいか」の回答に表れている。
望む政策では自然環境の保全が最多
問5の「自然環境は守られているか」という質問では「守られている」と答えた人は、「まあ守られている」と合わせると34・5%。「守られていない」と答えた人は「あまり」「まったく」を合わせて60・4%と半数以上。多くの人が軽井沢の自然環境が壊されつつあることを懸念していることが浮かび上がる。こうしたことは、問10の「どのような政策に力を入れてほしいか」という質問で「自然環境の保全」という ことが一番多かった点にも表れている。
住民とのコミュニケーションは
問3の「町民の意見を反映させているか」では、「反映させている」が「かなり」と「まあ」を合わせて26・6%。「反映させていない」は「あまり」と「全く」を合わせて36・7%。問4の「政策を説明しているか」では、「かなり」と「まあ説明している」を合わせると34・6%。
「あまり説明していない」は「全く」と合わせると44・6%。問6の質問でも半数近くの人が都市デザイン室の取り組みについて知らなかった。今後は、町民・住民とのコミュニケーションをどのようにとって行くかが課題となる。
軽井沢病院、良くなった28・8%
問8で軽井沢病院が良くなったと答えた人が28・8%、良くなっていないという人より12・9%多かった。問10の「力をいれてほしい政策」でも、「高齢者福祉と医療の充実」は18%と2番目に高かった。
調査は軽井沢新聞2月号で行い、FAXやEメール、郵送などで回答のほか、ランダムに配布し直接回答を得た。冬期だったため、別荘所有者からの回答は少なかった。(サンプル数220)
問1、あなたは次のうちどれに該当しますか。
a 軽井沢町民 74.1%
b 町内の別荘所有者 12.9%
c 町内就業者・通学者 12.9%
問2、軽井沢町は全般的にみて、良い方向に向かっていると思いますか。
a かなり良い方向に向かっている 0%
b どちらかと言えば良い方向に向かっている 29.5%
c どちらかと言えば良くない方向に向かっている 32.4%
d 全く良くない方向に向かっている 10.1%
e 何とも言えない・わからない 28.1%
問3、藤巻町政は町民の意見をどの程度反映させていると思いますか。
a かなり反映させている 3.6%
b まあ反映させている 23.0%
c あまり反映させていない 28.1%
d 全く反映させていない 8.6%
e 何とも言えない・わからない 36.7%
問4、藤巻町長は政策や自分の意見をどの程度説明していると思いますか。
a かなり説明している 6.5%
b まあ説明している 28.1%
c あまり説明していない 36.0%
d 全く説明していない 8.6%
e 何とも言えない・わからない 20.9%
問5、藤巻町長は、豊かな自然環境と都市のほどよい利便性が融合する田園都市の創造を目指しています。軽井沢町の自然環境は守られていると思いますか。
a かなり守られている 4.3%
b まあ守られている 30.2%
c あまり守られていない 38.1%
d 全く守られていない 22.3%
e わからない 5.0%
問6、2012年4月に新設された都市デザイン室が取り組んでいる活動を知っていますか。
a よく知っている 2.9%
b まあ知っている 19.4%
c あまりよく知らない 42.4%
d 全く知らない 35.3%
問7、都市デザイン室が、実施中の六本辻ラウンドアバウトの実験について、あなたの意見は。
a 今のまま継続するべき 11.5%
b 問題点を改良した上で、継続するべき 43.9%
c ラウンドアバウト以外の方法を検討するべき 18.0%
d 以前のように戻すべき 16.5%
e わからない 10.1%
問8、藤巻町長は広域医療機関と連携し、町立病院の強化を政策に掲げています。軽井沢病院の医療体制は2年前と比べ、良くなりましたか。
a かなり良くなった 5.8%
b まあ良くなった 23.0%
c 変わらない 23.7%
d あまり良くなっていない 9.4%
e 全く良くなっていない 6.5%
f わからない 31.7%
問9、「軽井沢町まちづくり基本条例」は、まちづくりに関する条例の最高規範として制定され、別荘所有者も含めた住民が町の施策事業に意思決定の段階から関わることを謳っています。この2年間でこれは実行されていると思いますか。
a 実行されている 2.9%
b どちらかと言えば実行されている 10.1%
c あまり実行されていない 33.1%
d 実行されていない 15.1%
e どちらとも言えない 38.8%
問10、どのような政策に力を入れてほしいですか。(2つまで)
a 教育の充実 8.8%
b 景観の規制 12.0%
c 自然環境の保全 27.5%
d 経済の活性化 7.0%
e 高齢者福祉と医療の充実 18.0%
f 子育て支援 4.9%
g 防災に向けた取り組み 6.0%
h 公共事業の拡大 1.1%
i 観光客の誘致 7.7%
j 町民と別荘住民の交流 3.5%
k その他 3.5%
町政へのアンケート調査の結果がまとまった。
軽井沢が良い方向へ向かうには
問2では「どちらかといえば軽井沢が良い方向へ向かっている」と答えた人は29・5%、「良くない方向へ向かっている」と答えた人は、「どちらかといえば」を合わせて42・5%にものぼる。今後、藤巻町政は「良くない方向へ向かっている」問題点を探り、「良い方向へ向かっている軽井沢」にすることが求められる。その問題点は、問10の「どのような政策に力を入れてほしいか」の回答に表れている。
望む政策では自然環境の保全が最多
問5の「自然環境は守られているか」という質問では「守られている」と答えた人は、「まあ守られている」と合わせると34・5%。「守られていない」と答えた人は「あまり」「まったく」を合わせて60・4%と半数以上。多くの人が軽井沢の自然環境が壊されつつあることを懸念していることが浮かび上がる。こうしたことは、問10の「どのような政策に力を入れてほしいか」という質問で「自然環境の保全」という ことが一番多かった点にも表れている。
住民とのコミュニケーションは
問3の「町民の意見を反映させているか」では、「反映させている」が「かなり」と「まあ」を合わせて26・6%。「反映させていない」は「あまり」と「全く」を合わせて36・7%。問4の「政策を説明しているか」では、「かなり」と「まあ説明している」を合わせると34・6%。
「あまり説明していない」は「全く」と合わせると44・6%。問6の質問でも半数近くの人が都市デザイン室の取り組みについて知らなかった。今後は、町民・住民とのコミュニケーションをどのようにとって行くかが課題となる。
軽井沢病院、良くなった28・8%
問8で軽井沢病院が良くなったと答えた人が28・8%、良くなっていないという人より12・9%多かった。問10の「力をいれてほしい政策」でも、「高齢者福祉と医療の充実」は18%と2番目に高かった。
調査は軽井沢新聞2月号で行い、FAXやEメール、郵送などで回答のほか、ランダムに配布し直接回答を得た。冬期だったため、別荘所有者からの回答は少なかった。(サンプル数220)
問1、あなたは次のうちどれに該当しますか。
a 軽井沢町民 74.1%
b 町内の別荘所有者 12.9%
c 町内就業者・通学者 12.9%
問2、軽井沢町は全般的にみて、良い方向に向かっていると思いますか。
a かなり良い方向に向かっている 0%
b どちらかと言えば良い方向に向かっている 29.5%
c どちらかと言えば良くない方向に向かっている 32.4%
d 全く良くない方向に向かっている 10.1%
e 何とも言えない・わからない 28.1%
問3、藤巻町政は町民の意見をどの程度反映させていると思いますか。
a かなり反映させている 3.6%
b まあ反映させている 23.0%
c あまり反映させていない 28.1%
d 全く反映させていない 8.6%
e 何とも言えない・わからない 36.7%
問4、藤巻町長は政策や自分の意見をどの程度説明していると思いますか。
a かなり説明している 6.5%
b まあ説明している 28.1%
c あまり説明していない 36.0%
d 全く説明していない 8.6%
e 何とも言えない・わからない 20.9%
問5、藤巻町長は、豊かな自然環境と都市のほどよい利便性が融合する田園都市の創造を目指しています。軽井沢町の自然環境は守られていると思いますか。
a かなり守られている 4.3%
b まあ守られている 30.2%
c あまり守られていない 38.1%
d 全く守られていない 22.3%
e わからない 5.0%
問6、2012年4月に新設された都市デザイン室が取り組んでいる活動を知っていますか。
a よく知っている 2.9%
b まあ知っている 19.4%
c あまりよく知らない 42.4%
d 全く知らない 35.3%
問7、都市デザイン室が、実施中の六本辻ラウンドアバウトの実験について、あなたの意見は。
a 今のまま継続するべき 11.5%
b 問題点を改良した上で、継続するべき 43.9%
c ラウンドアバウト以外の方法を検討するべき 18.0%
d 以前のように戻すべき 16.5%
e わからない 10.1%
問8、藤巻町長は広域医療機関と連携し、町立病院の強化を政策に掲げています。軽井沢病院の医療体制は2年前と比べ、良くなりましたか。
a かなり良くなった 5.8%
b まあ良くなった 23.0%
c 変わらない 23.7%
d あまり良くなっていない 9.4%
e 全く良くなっていない 6.5%
f わからない 31.7%
問9、「軽井沢町まちづくり基本条例」は、まちづくりに関する条例の最高規範として制定され、別荘所有者も含めた住民が町の施策事業に意思決定の段階から関わることを謳っています。この2年間でこれは実行されていると思いますか。
a 実行されている 2.9%
b どちらかと言えば実行されている 10.1%
c あまり実行されていない 33.1%
d 実行されていない 15.1%
e どちらとも言えない 38.8%
問10、どのような政策に力を入れてほしいですか。(2つまで)
a 教育の充実 8.8%
b 景観の規制 12.0%
c 自然環境の保全 27.5%
d 経済の活性化 7.0%
e 高齢者福祉と医療の充実 18.0%
f 子育て支援 4.9%
g 防災に向けた取り組み 6.0%
h 公共事業の拡大 1.1%
i 観光客の誘致 7.7%
j 町民と別荘住民の交流 3.5%
k その他 3.5%
就任から2年を振り返って
藤巻町長に聞く
藤巻 進 町長
-町長就任から2年経過したが、振り返ってどうか。
「大きな問題はなく進んできた。やり残している部分は、今後慎重に進める」
-アンケートでは、軽井沢町の自然環境が「全く守られていない、あまり守られていない」と感じている人が6割以上いるが。
「軽井沢町の人口が増えているのは恵まれている。人口増加で受け入れる建物ができるのは必然だが、先人たちが築いてきた緑の環境は軽井沢の財産なので、大切にしなければならない」
-3割近くの人が医療体制がよくなったと回答している。てこ入れした点は。
「医師の確保は大変厳しいが、四方八方手を尽くしている。医師が増えることで、健全な経営にもつながる。今後も医師の確保を続けていく」
-軽井沢町の高齢化率の推計を見ると、平成26年度に28.5%(平成18年度22.3%)に上がる。お年寄りがいきいき暮らすための施策は。
「“木もれ陽の里”を中心に健康管理を啓発して、高齢者が元気でいられる体制を整え、医療体制も万全にしていく。10年後は施設と在宅両面で、介護のフォローをどうするか考えていく必要がある」
-軽井沢の将来図の作成はどのように行うか。
「パブリックコメントも参考に、都市デザイン室で今年度から2ヵ年で作成する。50年、100年先の町のあるべき姿を、言葉だけでなく、イラストなどでわかりやすく示したい」
-これから特に力を入れたい政策は。
「7項目の公約の最後に掲げている、役場の体制強化。職員の育成、啓発を進めていく」
「大きな問題はなく進んできた。やり残している部分は、今後慎重に進める」
-アンケートでは、軽井沢町の自然環境が「全く守られていない、あまり守られていない」と感じている人が6割以上いるが。
「軽井沢町の人口が増えているのは恵まれている。人口増加で受け入れる建物ができるのは必然だが、先人たちが築いてきた緑の環境は軽井沢の財産なので、大切にしなければならない」
-3割近くの人が医療体制がよくなったと回答している。てこ入れした点は。
「医師の確保は大変厳しいが、四方八方手を尽くしている。医師が増えることで、健全な経営にもつながる。今後も医師の確保を続けていく」
-軽井沢町の高齢化率の推計を見ると、平成26年度に28.5%(平成18年度22.3%)に上がる。お年寄りがいきいき暮らすための施策は。
「“木もれ陽の里”を中心に健康管理を啓発して、高齢者が元気でいられる体制を整え、医療体制も万全にしていく。10年後は施設と在宅両面で、介護のフォローをどうするか考えていく必要がある」
-軽井沢の将来図の作成はどのように行うか。
「パブリックコメントも参考に、都市デザイン室で今年度から2ヵ年で作成する。50年、100年先の町のあるべき姿を、言葉だけでなく、イラストなどでわかりやすく示したい」
-これから特に力を入れたい政策は。
「7項目の公約の最後に掲げている、役場の体制強化。職員の育成、啓発を進めていく」
- No.148(2015年10月)
- No.147(2015年9月)
- No.146(2015年8月)
- No.145(2015年7月)
- No.144(2015年6月)
- No.143(2015年5月)
- No.142(2015年4月)
- No.141(2015年3月)
- No.140(2015年2月)
- No.138・139(2014年12月)
- No.137(2014年11月)
- No.136(2014年10月)
- No.135(2014年9月)
- No.134(2014年8月)
- No.133(2014年7月)
- No.132(2014年6月)
- No.131(2014年5月)
- No.130(2014年4月)
- No.129(2014年3月)
- No.128(2014年2月)
- No.126・127(2013年12月)
- No.125(2013年11月)
- No.124(2013年10月)
- No.123(2013年9月)
- No.122(2013年8月)
- No.121(2013年7月)
- No.120(2013年6月)
- No.119(2013年5月)
- No.118(2013年4月)
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- No.116(2013年2月)
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- No.113(2012年11月)
- No.112(2012年10月)