伝統の舞いを後世に
秋の祭典に向け御神楽稽古
熊野皇大神社に伝わる御神楽を後世に伝えようと活動する有志「軽井沢御神楽保存会」が、秋の祭典(10月15日11時~、熊野皇大神社)に向け、舞いの練習に励んでいる。御神楽は人々の穢れを払う神懸かりの儀式で、熊野皇大神社には天狗やカラス、キツネの面を被って五穀豊穣などを願う舞いが伝わる。
保存会は、舞いを引き継ぐ人が少なくなっていることに危機感を覚えた熊野皇大神社禰宜の水澤貴文さんが2013年春、知人らに呼びかけ発足。軽井沢町や御代田町の男女13人がひと月に2回ほど集まり練習している。
24日夜、諏訪神社に集まったメンバーは音楽や太鼓演奏に合わせ、秋の祭典で奉納する舞いの動作を確認。米の収穫を感謝する「散米の舞」を舞う白鳥和之さんは「仮面を被ると気持ちが引き締まる。昔は娯楽の一つでもあった御神楽を、現代の人にも楽しんでもらいたい」。水沢さんは、「西洋文化中心の軽井沢にも、昔から根付いている日本の文化があることを知ってほしい」と秋の祭典の来場を呼びかけている。
保存会は、舞いを引き継ぐ人が少なくなっていることに危機感を覚えた熊野皇大神社禰宜の水澤貴文さんが2013年春、知人らに呼びかけ発足。軽井沢町や御代田町の男女13人がひと月に2回ほど集まり練習している。
24日夜、諏訪神社に集まったメンバーは音楽や太鼓演奏に合わせ、秋の祭典で奉納する舞いの動作を確認。米の収穫を感謝する「散米の舞」を舞う白鳥和之さんは「仮面を被ると気持ちが引き締まる。昔は娯楽の一つでもあった御神楽を、現代の人にも楽しんでもらいたい」。水沢さんは、「西洋文化中心の軽井沢にも、昔から根付いている日本の文化があることを知ってほしい」と秋の祭典の来場を呼びかけている。
基準地価、軽井沢の商業地は7年ぶりに上昇
都道府県で毎年7月1日に調査し、一般の土地取引の目安となる基準地価が9月16日に発表された。長野県内では市町村399ヵ所で調査。軽井沢町は1.5%上昇したが、上昇幅は前年より0.5ポイント縮小した。軽井沢の商業地では旧軽井沢銀座のミカドコーヒー前は横ばいだが、本通りのシャトレー第2軽井沢前は0.8ポイント上がった。住宅地では旧軽井沢別荘地が1.4ポイント上昇、南原別荘地が2.6ポイント上昇した。県内の住宅地の最高地点は旧軽井沢別荘地で1㎡当たり8万5千円。町内の不動産業者は「北陸新幹線の影響で観光客が伸びているし、相変わらず別荘地の需要も高い」と見ている。軽井沢町は2013年以降3年連続上昇している。
ベアドッグ2頭、軽井沢へ
10月12日に「ふれあい会」も
2頭のベアドッグ(クマ対策犬)「タマ」と「ナヌック」を軽井沢に迎えるため、ピッキオの田中純平さんが10月3日、アメリカ・モンタナ洲に旅立った。田中さんは2頭をつれ、10月8日深夜、軽井沢に到着予定。12日11:00~11:30にはピッキオビジターセンターで、2頭をお披露目する「ふれあい会」を行う。軽井沢でベアドッグが活動するのは初代のブレットが亡くなってから約2年半ぶり。当初は4月の来日を予定していたが、個体識別に必要なマイクロチップの埋め込みが済んでおらず、来日が延期されていた。
読書の秋を満喫しよう
注目の読書スポットや、軽井沢が登場する本を紹介
11月17日から19日まで、離山ラウンジ文庫フェスタを開催。スタッフが常駐し、最終日の15時からはお気に入りの本を紹介し合うビブリオトークを行う(参加自由)。TEL080-5863-6163(石村)
11月17日から19日まで、離山ラウンジ文庫フェスタを開催。スタッフが常駐し、最終日の15時からはお気に入りの本を紹介し合うビブリオトークを行う(参加自由)。TEL080-5863-6163(石村)
寄贈者のメッセージつきの本が並ぶラウンジ文庫
「軽井沢図書館友の会」と町図書館が今年4月、本好きの人が気軽に交流できる場として開設した「離山図書館ラウンジ文庫」。寄贈者による推薦メッセージが帯についた175冊の書籍が並び、全て貸出可能。ジャンルは小説を始めノンフィクションに料理のレシピ本、絵本など多岐にわたる。「利用者の感想ノートには『メッセージを読むと、普段手に取らない本にも興味がわく』などの言葉が寄せられている。趣きある建物の図書館で、ゆったりと読書を楽しんでほしい」と同会顧問の小宮山洋子さん。
本の貸出期間は2週間。書籍寄贈は、用意してある帯に推薦メッセージ、氏名やイニシャルを記名し、書籍と指定の箱に入れる。
『1945年のクリスマス』
べアテ・シロタ・ゴードン
22歳の若さで、日本国憲法草案の人権条項作成に携わったベアテ・シロタ・ゴードン。「女性が幸せにならなければ平和は訪れない」と日本国憲法に男女平等を書き込むことに尽力し、その後日本やアジアの文化発展のために活動した女性の、生涯が書かれている。「安保法案や憲法改正などの問題が持ち上がっている今だからこそ手に取ってほしい」。
『海霧』
加賀乙彦
恋に破れ、東京を離れて北海道の一風変わった病院で心理療法士として働くことになった高瀬牧子。新たな出会いや北海道の雄大な自然の中で、しなやかに生きる牧子の日々が綴られる。「男性から観た女性像ではなく、ひとりの人間としての女性が丁寧に描かれています。行き詰っていたときにこの本を読み、自分の人生に確信が持てました」。
『傷ついた画布の物語』
窪島誠一郎
若くして戦没した画学生達が残した20の作品と、それらが創作された背景に迫るノンフィクション。「描かれているのは、たとえば愛する人、美しい景色、幸せそうな家族の風景。志半ばであったであろう彼らの想いに胸が詰まります。今の平和の大切さを改めて実感させてくれる一冊です」。
「軽井沢図書館友の会」と町図書館が今年4月、本好きの人が気軽に交流できる場として開設した「離山図書館ラウンジ文庫」。寄贈者による推薦メッセージが帯についた175冊の書籍が並び、全て貸出可能。ジャンルは小説を始めノンフィクションに料理のレシピ本、絵本など多岐にわたる。「利用者の感想ノートには『メッセージを読むと、普段手に取らない本にも興味がわく』などの言葉が寄せられている。趣きある建物の図書館で、ゆったりと読書を楽しんでほしい」と同会顧問の小宮山洋子さん。
本の貸出期間は2週間。書籍寄贈は、用意してある帯に推薦メッセージ、氏名やイニシャルを記名し、書籍と指定の箱に入れる。
『1945年のクリスマス』
べアテ・シロタ・ゴードン
22歳の若さで、日本国憲法草案の人権条項作成に携わったベアテ・シロタ・ゴードン。「女性が幸せにならなければ平和は訪れない」と日本国憲法に男女平等を書き込むことに尽力し、その後日本やアジアの文化発展のために活動した女性の、生涯が書かれている。「安保法案や憲法改正などの問題が持ち上がっている今だからこそ手に取ってほしい」。
(寄贈者 小宮山洋子さん)
『海霧』
加賀乙彦
恋に破れ、東京を離れて北海道の一風変わった病院で心理療法士として働くことになった高瀬牧子。新たな出会いや北海道の雄大な自然の中で、しなやかに生きる牧子の日々が綴られる。「男性から観た女性像ではなく、ひとりの人間としての女性が丁寧に描かれています。行き詰っていたときにこの本を読み、自分の人生に確信が持てました」。
(寄贈者 青木裕子さん)
『傷ついた画布の物語』
窪島誠一郎
若くして戦没した画学生達が残した20の作品と、それらが創作された背景に迫るノンフィクション。「描かれているのは、たとえば愛する人、美しい景色、幸せそうな家族の風景。志半ばであったであろう彼らの想いに胸が詰まります。今の平和の大切さを改めて実感させてくれる一冊です」。
(寄贈者 石村順子さん)
軽井沢に関する書籍 軽井沢ゆかりの作家の著書を集めた
「金曜日の本屋」はじめます。
軽井沢で長年親しまれた平安堂軽井沢店が8月いっぱいで閉店してから1ヶ月。文化的な役割も担っている「町の本屋」が無くなった淋しさを感じていました。
そこで、軽井沢新聞社では、社屋の一角で本屋をオープンすることにしました。
10月23日から毎週金曜日、10:00~18:00の限定営業。取り扱うのは軽井沢ゆかりの書籍が中心です。
皆様のご来店、お待ちしております。
軽井沢ゆかりの作家や自費出版などの書籍、委託販売します。
『モンローが死んだ日』 小池真理子
毎日新聞出版 1800円(税別)
軽井沢の隣に位置する花折(はなおれ)町にひとりで暮らし、自宅と文学館を往復する毎日を過ごす59歳の幸村鏡子。夫を亡くし深い抑鬱状態に陥った鏡子を救ったのは、町内のクリニックに勤める精神科医高橋智之だった。医師と患者を越えて関係を深めていくふたりだか、ある日高橋は鏡子の前から忽然と姿を消してしまう…。
『焦土の恋』 橘かがり
祥伝社文庫 571円(税別)
戦後の日本民主化政策を進めたGHQ民政局のケーディス大佐と、美貌の子爵夫人鳥尾鶴代の悲恋を描いたノンフィクションノベル。恋に落ちたふたりは、軽井沢で幸せなひと時を過ごすが、次第にGHQの内部抗争や日本の保守の企みに翻弄されていく。ベアテ・シロタ・ゴードン氏や相馬雪香さんなど、軽井沢にゆかりある人物も登場する。
(2014年8月~2015年8月 平安堂軽井沢店調べ)
1位『軽井沢秘境探険』軽井沢新聞社 2位『浅間・軽井沢自然観察ガイド』中村至伸(山と渓谷社) 3位『リゾート軽井沢の品格』宮原安春 (軽井沢新聞社) 4位『暮らしを楽しむ信州ガーデニング』越洋子 (信濃毎日新聞社) 5位『軽井沢伝説』犬丸一郎(講談社)
そこで、軽井沢新聞社では、社屋の一角で本屋をオープンすることにしました。
10月23日から毎週金曜日、10:00~18:00の限定営業。取り扱うのは軽井沢ゆかりの書籍が中心です。
皆様のご来店、お待ちしております。
軽井沢ゆかりの作家や自費出版などの書籍、委託販売します。
軽井沢が登場する2冊
毎日新聞出版 1800円(税別)
軽井沢の隣に位置する花折(はなおれ)町にひとりで暮らし、自宅と文学館を往復する毎日を過ごす59歳の幸村鏡子。夫を亡くし深い抑鬱状態に陥った鏡子を救ったのは、町内のクリニックに勤める精神科医高橋智之だった。医師と患者を越えて関係を深めていくふたりだか、ある日高橋は鏡子の前から忽然と姿を消してしまう…。
『焦土の恋』 橘かがり
祥伝社文庫 571円(税別)
戦後の日本民主化政策を進めたGHQ民政局のケーディス大佐と、美貌の子爵夫人鳥尾鶴代の悲恋を描いたノンフィクションノベル。恋に落ちたふたりは、軽井沢で幸せなひと時を過ごすが、次第にGHQの内部抗争や日本の保守の企みに翻弄されていく。ベアテ・シロタ・ゴードン氏や相馬雪香さんなど、軽井沢にゆかりある人物も登場する。
軽井沢関連の単行本売り上げTOP5
1位『軽井沢秘境探険』軽井沢新聞社 2位『浅間・軽井沢自然観察ガイド』中村至伸(山と渓谷社) 3位『リゾート軽井沢の品格』宮原安春 (軽井沢新聞社) 4位『暮らしを楽しむ信州ガーデニング』越洋子 (信濃毎日新聞社) 5位『軽井沢伝説』犬丸一郎(講談社)
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