丸山珈琲の井崎英典さん、日本人初の快挙
バリスタ世界一に
井崎英典さん
コーヒーを入れる職人「バリスタ」の世界一を決める「2014ワールドバリスタチャンピオンシップ」(イタリア・リミニ、6月9日~12日)で、丸山珈琲小諸店のバリスタ井崎英典さんが、日本人で初めて世界チャンピオンになった。大会には54の国から代表者が参加。15分の制限時間内に豆の解説などを行いながら、エスプレッソ、カプチーノなど3種のドリンクを4人の審査員に提供し、味や技術などを競った。
豆は中米コスタリカ産を使用。生産者のエンリケ・ナヴァロさんは、井崎さんと同世代で2年来の友人。家族で会場を訪れていて、優勝の瞬間を見届けた。井崎さんは 「彼はスペイン語だし、お互いの共通言語はないんですけど、言葉はなくても、喜びを分かち合えましたね」。
昨年も日本代表として同大会に出場し、結果は13位で予選敗退。「一年間積み重ねて来たことが、ほんの15分で終わる。その重みを感じた」。去年の教訓から、スタッフに審査員役を務めてもらうなど、より本番に近い形で中身の濃いトレーニングを心がけた。
次の目標は、豆のバイヤーとして生産者と一緒にコーヒーを作ること。「バリスタの視点だからこそ作れるコーヒーがあると思う」と新たな夢に向かって動き出している。
世界チャンピオン誕生の知らせを受け、「彼のコーヒーを飲むにはどうしたらいいか」という問い合わせが相次いでいる。丸山健太郎代表取締役は「これから一年、彼が日本にいるときは、各店舗を巡業してもらおうと思っている。コーヒーに詳しくない人にも、知ってもらう入口になるといい」と話していた。
豆は中米コスタリカ産を使用。生産者のエンリケ・ナヴァロさんは、井崎さんと同世代で2年来の友人。家族で会場を訪れていて、優勝の瞬間を見届けた。井崎さんは 「彼はスペイン語だし、お互いの共通言語はないんですけど、言葉はなくても、喜びを分かち合えましたね」。
昨年も日本代表として同大会に出場し、結果は13位で予選敗退。「一年間積み重ねて来たことが、ほんの15分で終わる。その重みを感じた」。去年の教訓から、スタッフに審査員役を務めてもらうなど、より本番に近い形で中身の濃いトレーニングを心がけた。
次の目標は、豆のバイヤーとして生産者と一緒にコーヒーを作ること。「バリスタの視点だからこそ作れるコーヒーがあると思う」と新たな夢に向かって動き出している。
世界チャンピオン誕生の知らせを受け、「彼のコーヒーを飲むにはどうしたらいいか」という問い合わせが相次いでいる。丸山健太郎代表取締役は「これから一年、彼が日本にいるときは、各店舗を巡業してもらおうと思っている。コーヒーに詳しくない人にも、知ってもらう入口になるといい」と話していた。
2014年の路線価、軽井沢は横ばい
7月1日、国税庁は2014年1月1日現在の路線価を公表した。全国33万9千地点の変動率は前年比マイナス0.7%で、6年連続の下落だった。軽井沢は横ばいで旧軽井沢のロータリー付近が1㎡22万5千円、旧軽銀座通りが23万円。
看板やのぼり旗の不法占用に現地指導
長野県佐久建設事務所は7月3日、道路や歩道の上に看板やのぼり旗を出している軽井沢本通りや旧軽井沢銀座の事業者に対し現地指導を行った。町役場職員、軽井沢景観美化推進協議会のメンバーらも加わり、約20人が道の両側に分かれ、駅からつるや旅館前まで歩いて見回った。4年前から毎年参加している同事務所の職員は「指導をしたのは去年の70%ほどで、年々減っている印象。指導を繰り返すことで、不法だと認識してもらいたい」と話していた。
今秋、辻邦生山荘特別公開
予約受付開始
辻さんの書斎
軽井沢高原文庫は9月6日、10月14日、遺族から寄贈を受けた辻邦生さん(1925~99年)の山荘を初めて特別公開する。山荘内や、辻さんのエッセイにも登場する散歩コースを学芸員が案内。山荘は1976年建築の木造2階建てで、辻夫妻と親交があった建築家の磯崎新さんが設計した。書斎には、辻さんが亡くなる直前まで執筆していた原稿がそのまま机の上に残る。
時間は両日13時~。参加費は一般2,000円。予約受付は7月10日午前9時から、メールとファクスで先着順。各回定員は15人。
<応募方法>
「辻邦生山荘見学会」と記入し、人数、名前、住所、返信用のメールアドレスかファクス番号を記載する。
Eメール:kogenbunko@yahoo.co.jp Fax:0267-45-6626
時間は両日13時~。参加費は一般2,000円。予約受付は7月10日午前9時から、メールとファクスで先着順。各回定員は15人。
<応募方法>
「辻邦生山荘見学会」と記入し、人数、名前、住所、返信用のメールアドレスかファクス番号を記載する。
Eメール:kogenbunko@yahoo.co.jp Fax:0267-45-6626
長期滞在者ターゲットに
別荘型の宿泊施設、20棟誕生
写真提供:諸戸清郎
別荘型の宿泊施設「ザ・プリンスヴィラ軽井沢」が7月8日、オープンした。全20棟で平屋建て10棟(最大6人利用)、二階建て10棟(同8人利用、うち5棟は温泉付き)。アクティブシニア層の3世代利用や、訪日外国人の長期滞在をターゲットに想定している。ソフト面では、シェフが部屋に出向いて料理を提供したり、プライベートスパを受けられるサービスも。宿泊支配人の船山昭博さんは「7~9月の予約が好調です。まずはヴィラでゆっくり寛いで、オプションでスポーツや温泉、ショッピングを楽しんでほしい」と話している。
食事や景色を楽しむ
観光列車「ろくもん」走る
しなの鉄道は7月11日から、土日や休日、夏休みなどを中心に、戦国武将の真田幸村をイメージした観光列車「ろくもん」の運行を始める。外観は濃い赤を基本色に、真田氏の家紋「六連銭」などをゴールドで配置した。1号車(24席)はファミリー向けで、中央に子どもが遊べる木のプールを設置。2号車(28席)はカウンターやソファ席、3号車(20席)は2人席の個室が並ぶ。食事は、レストランこどうの前菜やパン、アトリエ・ド・フロマージュのデザートなどを味わえる。
全席指定で「食事付きプラン」が一人12,800円。食事無しの「乗車券指定プラン」は区間運賃に指定席券(大人1,000円、小児500円)を足した料金。TEL.0267-42-6257(しなの鉄道軽井沢駅)
全席指定で「食事付きプラン」が一人12,800円。食事無しの「乗車券指定プラン」は区間運賃に指定席券(大人1,000円、小児500円)を足した料金。TEL.0267-42-6257(しなの鉄道軽井沢駅)
ベアドッグのタマとナヌック
来年2月、軽井沢へ
左から、ペアを組む田中さんとタマ、大嶋さんとナヌック。
写真提供:ピッキオ
写真提供:ピッキオ
ピッキオのクマ対策犬で、昨年4月に急逝したブレットの後を継ぐ2頭が、メスの「タマ」、オスの「ナヌック」に決まった。ともに米国モンタナ州の育成機関で今年3月25日に誕生。2頭の母親のおじがブレットにあたる。ピッキオによると、「タマ」は寛容で思慮深くかなり優秀、「ナヌック」は勇敢かつ冷静でフレンドリーとのこと。タマは「ブレット」の日本語訳「弾(たま)」で、ナヌックはカナダの原住民イヌイットの言葉で「クマ」を表す。パートナーとなる、田中純平さんと大嶋元さんが7月初旬、アメリカへ渡り初対面。これから何度か行き来して絆を深め合い、2頭は来年2月頃に来日する予定だ。
<Karuizawa Kids>
汚しても大丈夫、ものを作る楽しさ学ぶ
「よろしくお願いします!」という挨拶と共に教室に入ってきた子供達が、カラフルなエプロンを身につける。「アトリエ林」では幼稚園児から中学生までが月に3回、絵画や工作を習う。この日は紙粘土とコップを使った工作。「ここはどう飾り付けする?」という質問に、子供達は「取っ手にリボンを巻く」など次々とアイディアを出し、休憩時間のジュースに目もくれず黙々と作業を続ける。人間の描き方や影のつけ方などの基礎も学び、小学2年生のゆずのちゃんは「油絵が一番楽しい」。年2回の展示発表に向けた作品制作は、「みんな自然と気合が入る」と先生も嬉しそうだ。
(データ)
絵画教室 軽井沢 アトリエ林
16:30~17:40(月・火)、17:10~18:20(木)、17:50~19:00(月)
TEL.0267-45-8250
(データ)
絵画教室 軽井沢 アトリエ林
16:30~17:40(月・火)、17:10~18:20(木)、17:50~19:00(月)
TEL.0267-45-8250
ペット写真のご応募ありがとうございました。
ペット写真館 公開中です!
軽井沢新聞社に寄せられた、軽井沢大好きペットの写真を公開しています。
http://www.karuizawa.co.jp/pet/
http://www.karuizawa.co.jp/pet/
- No.148 (2015年10月)
- No.147 (2015年9月)
- No.146 (2015年8月)
- No.145 (2015年7月)
- No.144 (2015年6月)
- No.143 (2015年5月)
- No.142 (2015年4月)
- No.141 (2015年3月)
- No.140 (2015年2月)
- No.138・139 (2014年12月)
- No.137 (2014年11月)
- No.136 (2014年10月)
- No.135 (2014年9月)
- No.134 (2014年8月)
- No.133 (2014年7月)
- No.132 (2014年6月)
- No.131 (2014年5月)
- No.130 (2014年4月)
- No.129 (2014年3月)
- No.128 (2014年2月)
- No.126/127 (2013年12月)
- No.125 (2013年11月)
- No.124 (2013年10月)
- No.123 (2013年9月)
- No.122 (2013年8月)
- No.121 (2013年7月)
- No.120 (2013年6月)
- No.119 (2013年5月)
- No.118 (2013年4月)
- No.117 (2013年3月)
- No.116 (2013年2月)
- No.114 (2012年12月)
- No.113 (2012年11月)
- No.112 (2012年10月)