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軽井沢新聞 > トピックス 最新号 > 2014 No.132
軽井沢新聞 トピックス

軽井沢町植物園の展示館がオープン

佐藤邦雄さんの企画展も

軽井沢町植物園の展示館
 軽井沢町植物園の展示館が5月1日、同園の隣りに開館した。2013年3月まで「軽井沢オリンピック記念館」として使われた建物を利用した。
 建物は2階建ての吹き抜け構造。軽井沢で初めて発見された植物や、1975年の開園から同園が取り組んできた保全活動などを写真と文章で紹介している。期間を区切って展示内容を変える「特別企画展」のコーナーも設けた。8月31日までは、軽井沢の植物の研究、保全に貢献した植物研究者、佐藤邦雄さん(1913~2009年)の功績を振り返る企画展示を行っている。
 軽井沢町植物園の新井勝利園長は、「植物園だけでは保全にも限界がある。展示館を訪れた多くの人に関心をもってもらって、植物を残す活動が広がっていくといい」と話していた。

開園時間は9時~17時。植物園の入園料(100円)で入館できる。
TEL.0267-48-3337(軽井沢植物園)

軽井沢高原が4年連続1位

 6月3日、長野県観光部は2013年度の観光地利用者統計調査(1月1日~12月31日)を発表した。調査は県内284ヵ所の観光地で行い、最も多く観光客が訪れたのは軽井沢高原で、前年より15万人多い794万6千人だった。1番多く訪れた月は8月で236万2千300人、最も少なかったのは3月で22万2千600人だった。 

上手に折れるかな?

ルイザちゃんを折り紙で

ルイザちゃんを折り紙で
 中軽井沢図書館の入口付近に、折り紙でできた、大小さまざまな軽井沢町のキャラクター「ルイザちゃん」が飾られている。考案者は、現在町役場に勤務する永井さん。図書館で働いていた際に、得意の折り紙でルイザちゃんを折ることを思いついた。「ルイザちゃんは小さい子供に人気。手に触れられるものでルイザちゃんを作れないかと考えました」。折り方のコツは「顔を丸っこく折ると、表情が可愛らしくなります」。同図書館では、折り方を図解したコピーを希望者に無料で配布。「最近はご当地キャラクターが人気で様々なグッズも販売されているが、折り紙という身近なもので、気軽に楽しんでもらえれば」と図書館職員の土屋さん。

サッカーW杯をワイドスクリーンで

サッカーW杯をワイドスクリーンで
 星野リゾートが運営するカフェ、ハングリースポットは、サッカーブラジルW杯の日本代表の試合を横210cm、縦150cmのワイドスクリーンで放映する「HOSHINO sports view」を行う。放映予定は、6/15(日)10時~、6/20(金)7時~、6/25(水)5時~。日本代表が決勝トーナメントに進めば、試合に合わせて続ける。
 入場は無料。TEL.0267-44-3571(村民食堂)

軽井沢から世界目指す

第10回フューチャーズ開催

第10回フューチャーズ開催写真提供:諸戸清郎
 今回で10回目を迎える「軽井沢フューチャーズ」が5月31日から6月7日まで、軽井沢会テニスコートで行われた。若い日本人選手が、より上位の大会に出場するために必要なATPポイントを国内で獲得できる場を設けようと、2005年に始まった軽井沢フューチャーズ。主に軽井沢にゆかりのある人やテニス愛好家らの個人的支援などによって運営されてきた。大会会長の横澤規佐良さんは、「日本の若いプレーヤーにチャンスを与え、ポイントと賞金を稼いでもらう大事な大会。普段入れない軽井沢会テニスコートにも入場できるので、今後もより多くの観客が気軽に足を運んでくれれば」と話している。

動かすと表情が変わる

伝説の大男イメージした民芸玩具

伝説の大男イメージした民芸玩具
 全身黒ずくめ、大きな足にごつごつの頭…。軽井沢などに伝わる伝説の大男をイメージした「軽井沢で~らんぼう人形」は、南軽井沢のふりこ茶房の店主、山野上正男さんがホオノキを彫って制作した。1983年から作り始め、町内の土産店や自身の店で販売していた。山野上さんは2007年、店の前にかかる橋の修復作業中、2mの高さから転落し腰を強打。しばらくは痛みが残り、制作に打ち込めなかったが、腰に負担をかけない彫り方でようやく納得いくものが作れるようになり、5月から販売を再開した。「顔の角度を変えると表情も変わる。動かして遊んだり、ふとしたときに見て、ホッとしてもらえたら」と山野上さん。

人形は頭、胴体、足が6つのパーツに解体できる。頭の髪の毛は、浅間山から立ち上る噴煙をイメージした。ふりこ茶房で販売。3,500円。

軽井沢演劇部の

ライブ録音がCDに

ライブ録音がCDに
 2011年から活動している軽井沢演劇部が朗読CDを発売した。軽井沢演劇部は舞台などで活躍する俳優らが軽井沢ゆかりの作家の作品を中心に朗読。今回発売されたCDには、昨年12月に東京・神田教会で朗読された加賀乙彦さんの「死の淵の愛と光」のほか、加賀さんの講話も収められている。部長を務める女優の矢代朝子さんは「言葉の美しさや感動をもう一度味わって頂ければ嬉しい」と話している。

2枚組2、000円。軽井沢高原文庫で販売。問い合わせFAX.0267-45-6626。軽井沢演劇部湯上り朗読会6/14、13:00~、村民食堂。

<Karuizawa Kids>

絵本に紙芝居、パネルでさまざまなお話に親しむ

Karuizawa Kids
 「♪はじまるよ、はじまるよ」の手遊び歌で始まる「おはなしの会」。歌に合わせ元気に手足を動かしていた子供達も、スタッフが絵本を読み始めると真剣な様子。この日は『おおきなかぶ』など、長く読み継がれた名作を中心に絵本や紙芝居の読み聞かせを行っていた。子供達が積極的に参加していたのがパネルシアター。手作りの大きなパネルに貼られたカラフルな紙が、色々な生き物に変身する。色や鳴き声をヒントに、「カエル!」「黒くて丸いからダンゴムシ?」と次々に声が上がった。参加していた柳沢海ちゃん(5歳)も、「丸いのを当てるのが楽しかった」と話してくれた。

(データ)
図書館ボランティア おはなしの会
幼児~小学校低学年対象
毎月第三日曜日 中軽井沢図書館多目的室
TEL.0267-41-0850

ペット写真のご応募ありがとうございました。

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軽井沢新聞社に寄せられた、軽井沢大好きペットの写真を公開しています。
 http://www.karuizawa.co.jp/pet/

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