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軽井沢新聞 > トピックス 最新号 > 2013 No.117
軽井沢新聞 トピックス

軽井沢から見えた!

136km先の東京スカイツリー

軽井沢から見えた東京スカイツリー1月29日午前撮影。画像は濃淡を強調してある。
 埼玉県深谷市のアマチュアカメラマン、たにつちげんさんが1月29日、小浅間山山頂から136.7km離れた東京スカイツリーを肉眼で確認し、撮影に成功した。
 たにつちさんは2011年12月、自然風景を撮りに訪れた群馬県の榛名山で、たまたま確認できた東京スカイツリーの遠望写真を撮影。以来、ツリーから50km以上離れた各所からの撮影を続けている。これまで撮った最遠地点は、栃木県那須町マウントジーンズスキー場で159.4km。自身のサイト「遠くから望む東京スカイツリー」で、画像を公開している。
 たにつちさんが参考にしている、東京スカイツリー可視マップによると、小浅間山以外にも、離山山頂、碓氷峠見晴らし台など、町内から見えるとされる場所は多い。
 「登山をしなくても気軽に遠望できる場所が見つかるかも」と話すたにつちさんだが、東京スカイツリーの登頂経験はまだないという。「今は遠くから見ているのが面白いけど、いつかは上ってみたいですね」。
 たにつちさんによると、遠望に適しているのは、12~1月の雨や雪が降ったあとの晴天の朝。春や秋でもコンディション次第で、見えることも。

骨折しても、ボランティアはできた!

フィリピンで歯科治療、ボランティアに参加した高校生、船山改君

フィリピンで歯科治療ボランティア
 新島学園高校2年の船山改君はフィリピンボランティアへ向かう2週間前、スノーボードでジャンプし手をついた際、左手を複雑骨折し、全治3カ月の診断を受けた。ボランティアを率いる担当の歯科医より「骨折していてもできることはある」と言葉をもらい、参加の意志を固めた。
 「治療の補助で患者の頭を押さえる」「重い荷物を運ぶ」といった仕事ができず、歯がゆい思いをしたが「誰よりも声を出して、元気でいることを心掛けた」。3日目に訪れたマニラ近郊スラム街の光景が忘れられない。木の上に鉄板を重ねただけの家で人が暮らし、外には山のようにうずたかく積まれたゴミ。それでも「暮らしている人たちは明るかった」。
 将来の夢は 「人の助けになれるよう、医療関係の仕事に就くこと」。今回のボランティアの経験が、必ずどこかで生きるに違いない。
第12回ハローアルソン
フィリピン医療ボランティア発表の集い

日時:2013年3月30日(土)
場所:御代田町エコールみよた
船山君を含む25名の高校生や歯科医による活動報告会
協賛金:1,000円(懇親会参加3,000円)
申し込み:TEL.0267-32-3613(林歯科歯科診療所)

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