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軽井沢新聞 > ピープル 最新号 > 2014 No.132
軽井沢新聞 ピープル 軽井沢人物語

犬がイキイキする軽井沢でペットと過ごす楽しさをアピール

株式会社バーディ代表取締役 石原 惠さん

株式会社バーディ代表取締役 石原 惠さ石原 惠さん
 首輪やリードなどペットアクセサリーの企画製作、販売を行う会社の代表を務める。卸売りがメインで、軽井沢本通りの店舗は全国唯一の直営店。1993年の開店当初、今ほど犬を連れて歩いている人は多くなく、軽井沢でペットと過ごす良さをアピールしようと『ワンだふる軽井沢』というチラシを制作。動物病院やペットOKのカフェを手書きの地図に落とし込み、自身のペットへの思いも綴り、来店者に配布した。
「軽井沢に来ると犬はイキイキする。散歩していても風が心地いい。そういう素晴らしさを伝えたかった」
 名前と電話番号を刻印できる首輪を作ったのは、仕事で訪れた東京のペットショップでたまたま耳にした、客と店員の会話がきっかけだった。
「小学生の一人娘のために、軽井沢の別荘で過ごす夏休みの間だけ犬を飼うと聞いたのが衝撃で…。これ以上迷い犬を増やしたくないという思いで作りました」
 もともと犬に全く興味がなかったが、20代の頃、柴犬の雑種を譲り受け飼い始めてから思いが一変。家族の中心だった母が亡くなった時期で、父も祖父も家の外に意識が向いていたが、犬を中心に家族の和が戻った。
「身近に接し、犬と気持ちが通じ合う喜びがわかりました」
 1980年頃から旧軽井沢の別荘で夏を過ごす。「一年中訪れたい」と7年前に夏仕様だった旧軽井沢の別荘を離れ、追分に別荘を建て、今は一年の3分の1を軽井沢で暮らしている。
 軽井沢駅から旧軽井沢を目指して歩く人が「旧軽井沢銀座はまだですか」と、お店を訪ねてくる。夏に真っ赤な顔で、暑い中を歩いてきたことを考えると「まだ半分です」とは言いにくい。
「駅から旧軽井沢までは木陰が少なく、自然を感じられないのは残念。歩きたいと思えるような街並ができるといい」
 夫と二人暮らし。阪神大震災のあと、迷い犬になった子犬を引き取って育てたこともある。バーディ、パット、グリーングリーンと、これまで飼った犬はゴルフにまつわる名前が多い。軽井沢に来るときは必ず、2頭の犬と1匹の猫も一緒。車の中はいつも賑やかだ。
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