その3 ゴミ
リサイクル率100%!星野リゾートの「ゼロ・エミッション」
135号に引き続き、軽井沢のゴミ問題を考える。飲食店や宿泊施設が多い軽井沢。その中で、独自にゴミ問題に取り組む企業に注目した。
軽井沢のサル。
自然豊かな軽井沢で、いかに人と野生動物が
共生するかは重要な課題だ。(撮影:藤原秀)
「星のや 軽井沢」を始めとする星野リゾート軽井沢事業所の5施設では、ゴミ問題について独自の取り組みをしている。2000年に、「運営によって生じる廃棄物の単純焼却・埋立てゴミゼロ=リサイクル率100%(ゼロ・エミッション)」を目標に掲げて活動を開始、2011年11月に目標を達成した。
まずはゴミの種類と量を把握するための計量から始め、その後ゴミの分別方法や引き取り手などを模索した結果、分別は33種類に及ぶことになった。星野リゾート軽井沢事業所では、社員全員がゴミ分別種を把握し、部署ごとに計量、データ化している。
最もリサイクルが難しかった生ゴミは、活動開始当初は全体の7割ほどを占めていたが、婚礼料理を当日選択制にすることで食べ残しを減らし、現在全体の4割にまで量を抑えている。生ゴミは社員自らも北軽井沢の牧場に搬入し、たい肥に生まれ変わる。
「軽井沢という自然豊かな場所で営業しているので、環境への負担を最小限にとどめたいという思いが根底にある。行政が細かな分別を実施していることも活動の助けになりました」と担当の笠原さん。
まずはゴミの種類と量を把握するための計量から始め、その後ゴミの分別方法や引き取り手などを模索した結果、分別は33種類に及ぶことになった。星野リゾート軽井沢事業所では、社員全員がゴミ分別種を把握し、部署ごとに計量、データ化している。
最もリサイクルが難しかった生ゴミは、活動開始当初は全体の7割ほどを占めていたが、婚礼料理を当日選択制にすることで食べ残しを減らし、現在全体の4割にまで量を抑えている。生ゴミは社員自らも北軽井沢の牧場に搬入し、たい肥に生まれ変わる。
「軽井沢という自然豊かな場所で営業しているので、環境への負担を最小限にとどめたいという思いが根底にある。行政が細かな分別を実施していることも活動の助けになりました」と担当の笠原さん。
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