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寒冷地における在来設備工法の問題点 |
【鋼管類使用による住宅寿命の短さ】
・在来工法の給水・給湯・排水設備には鋼管類が主流となっているため
隙間腐食や赤錆、内面スケールの発生等で管自体の寿命が建物に比べて短すぎる。
・銅管は主に給湯設備に使用され、孔食、潰食又、青水等の発生が著しい
・修理は建物を壊さないと出来ない
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住宅の平均寿命 |
日 本 |
26年 |
米 国 |
44年 |
英 国 |
75年 |
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パイプの耐用年数 |
ステンレス管 |
114年 |
在 来 管 |
5〜20年 |
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【寒冷地での、鋼管類を使用する問題点】
・凍結〔−3℃前後〕で割れてしまう。
・水、湯管共に40坪前後の平屋建てでは、パイプ総長は、約45m程だがその
大部分が床下や壁内へ配管されその一部分でも凍結してしまうと湯水共に出なくなる。 【寒冷地の凍結防止策としての無駄なコスト】
・全ての管の上に電熱ヒーターをらせん状に巻き付けて凍結予防を施している
・そのため電気料金は、冬期間のみで5〜6万円と常住者は無駄な費用が重なることになる。
・ヒーターの寿命は、建物の寿命と比べるとはるかに短く取替費用も必要となる。
〔メンテナンス+ランニングコストで約200万円の損失発生/建物一生〕 【不在時における手間】
・日中もマイナスになる軽井沢のような寒冷地では、日中においてもヒーターをつけなければ
ならない。
・2〜3日不在にする場合には、水抜作業を行わなければならない。この作業に約2時間ほど
かかってしまい、また、帰宅時には水出し作業を行わなければ、トイレも使用できない。 【水回り器具への制限】
・寒冷地仕様の水回りは、衛生器具の選択肢が限られ、外国製品等が使えない。
・煩しい水抜き作業が伴うので湯水管の中に空気が入り、管及び器具に悪影響を与え、
寿命がさらに短くなる。
・給湯機、食洗機、ウォシュレット等ではトラブルが続発する。
・水回りの心臓部である給湯機のほとんどが外置の為、冬季間にトラブルが集中する。
各メーカー共外気温−10℃、風速3m/S 約8時間にわたり凍害から守るよう
150w前後のヒーターが設備されているが、それ以上の寒波に来襲されるとひとたまりもなく
破壊されてしまう。
器具全体が使用不能になることもあるぐらいである。それ故、給湯機のメーカー、
機種と設置場所については慎重に設計すべきである。 【別荘においての問題】
・住居と同等の設備を施した上で、留守時は給湯機、給水管、排水トラップ全ての留水部は
水抜作業を施し、ヒーターの電源を切って冬をやり過ごす。
給水・給湯管、設備のさらなる寿命低下
・この作業のため、通常では業者に手数料を支払って別荘使用前に水出し作業、使用後の
水抜き作業が延々と付きまとうことになる。
・別荘に来るほど費用がかさむ。
費用の増大
・別荘使用の前後して無人の別荘の中に業者が立ち入ることになり大切なプライバシー
が侵害される恐れがある。
業者との間のトラブルが頻繁に発生している。
プライバシーの保護 あなたの家は夢のプライバシーをのぞかれない設計図ですか? |
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