軽井沢WEB > ニュース 15号

長野県産「森(しん)世紀工房」
「2004年度軽井沢展示会」開かれる

庭にも展示スペースが設けられ、来客で賑わった。

 7月19日、20日の2日間に亘り、旧軽井沢ホテルで「2004 森(しん)世紀工房家具 軽井沢展示会」が開かれた。森世紀工房とは、環境を配慮し森林管理や育成を目指すプロジェクトとして、長野県内の建具業50店舗が集まった工房のこと。カラマツなど県産材の針葉樹を使った新しいデザインの家具を造り、制作費の一部を森林事業に還元している。

 

 

■2回目になる今年の展示会では、椅子やダイニングテーブル、棚など70〜80品が並び、新作のキッズチェアやシステムキッチンに人気が集まった。来客は建具職人からもの作りの話や家具の説明を受け、人や森にもやさしい自然素材の塗料を使っていることに興味を示した様子だった。展示会に訪れた東京在住の夫婦は「木材のぬくもりが感じられるやわらかいデザインが好きです。椅子の座り心地がいいのにはびっくりしました」と話していた。
手前が新作のキッズチェア。丸みのある可愛らしいデザインが特徴。  

 

人とクマとの共存を目指して
クマ研究者ハント氏の講演会行われる

スライドを交えて活動の紹介をするハントさん。

 野生動物との共存を目指し、軽井沢でツキノワグマ対策を行うNPO法人ピッキオは、アメリカのクマ研究者で、犬を使ったクマ対策を行う団体(WRBI)の代表者であるキャリー・ハント氏を軽井沢に招き、8月18日、ホテルブレストンコートにて、記者会見と講演会を行った。
 ハントさんの来日・講演は昨年に引き続き2回目。今年6月、ハントさんより2頭のベアドッグ(クマ対策犬)の子犬がピッキオの元へ送られ、北米大陸以外では初となる本格的な犬を使ったクマの追い払い対策のトレーニングが、ここ軽井沢で始められている。今回の滞在中、ハントさんは子犬のトレーニングを中心に行いながら、24時間体制のピッキオのクマ追いチームの実践活動にも加わる。

子供からの質問にも笑顔で答えるハントさんとピッキオの田中さん(左)。

 町民や別荘客ら、およそ80名が参加した講演会では、ハントさんが、アメリカでの活動内容やベアドッグの性質・訓練方法などについて、スライドを用いて紹介し、「アメリカではすでにこの8年間に、ベアドッグによるクマの追い払いは300回近く成功し、確実に被害は減ってきている。軽井沢でも同じ効果が期待できる」と語った。
 98年より本格的にスタートしたピッキオによるクマ対策も、個体調査や“おしおき”後の山への放獣、またクマの誘因物となるゴミ管理などに続き、ベアドッグの導入で新たな段階を迎えた。子犬たちは、早速クマ目撃情報の寄せられた小学校付近をパトロールするなど、少しずつ実践活動に入っている。担当者は、こうしたベアドッグの育成とともに、集積所や自宅周りのゴミの管理の徹底や、目撃や被害を受けた際の迅速な連絡など、町民や別荘客ひとりひとりのクマ問題への再認識を呼びかけた。

会場には子犬のブレットとルナも登場し、子供達と触れ合った。

 講演を聞いた町内在住の女性は「犬がクマを追い払う行為を初めて知り興味を持った。野生動物との共存のあり方について考えさせられた」と話した。

 

 

清水有紀ヴァイオリンソロコンサート

 8月7日、メルシャン軽井沢美術館で『清水有紀ヴァイオリンソロコンサート』が行われた。現在会期中の『南仏の光を描いた画家たち展』をバックにステージが設けられ、F.クライスラーの『レスタティーヴォとスケルツォ』や、バッハの無伴奏『シャコンヌ』など一時間に亘って演奏され、その美しい音色に観客席から拍手喝采が続いた。
東京交響楽団やフィルハーモニーと共演している清水さんは、小さい頃から毎年軽井沢に来ている。「軽井沢は私にとってリフレッシュできるセカンドホーム。風に揺れる木のささやきや、静かな冬の夜など、自然の音が身近に感じられるので大好きです」
今回を機に、また軽井沢でもコンサートをしたいとのこと。8月21日には、東京サントリー小ホールでの公演も控えている。

 

総合型地域スポーツクラブ開設を目指して
町と早稲田大学総合研究機構が協力連携

協力連携の覚書を交わす宮内孝知早稲田大学スポーツビジネス研究所長(右)、佐藤雅義軽井沢町長(中央)と長岡秀秋スポーツコミュニティー軽井沢クラブ理事長(左)

 スポーツを通じた健康的な町づくりを目指すNPO法人「スポーツコミュニティー軽井沢クラブ」は、7月1日に正式にNPOとして認証されたことを受け、スポーツ産業の研究分野において高度な専門知識と豊富な人材を有する「早稲田大学スポーツビジネス研究所」と協力連携を締結したことを発表、本格的な総合型地域スポーツクラブの開設に向けて新たなスタートを切ることとなった。

 

スポーツクラブの今後の可能性について懇談会が行われた。

 8月9日には、同研究所所長や早稲田大学スポーツ科学部教授らを軽井沢町に招き、懇談・打ち合わせを行い、スポーツクラブの今後の使命や将来像などについて話し合った。この中で、佐藤町長は「軽井沢は古くから夏冬問わずスポーツの盛んな町。ぜひ一般の人が入りやすいクラブにしてもらいたい」と期待を語り、また宮内孝知早稲田大学スポーツビジネス研究所長は「スポーツは楽しんでやることが肝心。軽井沢ならではのスポーツライフの拠点づくりに協力していきたい」と話した。これを受けて長岡秀秋スポーツコミュニティー軽井沢クラブ理事長は「町民、別荘客、ツーリストがみんなで交流できる場にしていきたい」と豊富を述べた。
 具体的な協議はこれからとなるが、今月中には同大学スポーツ科学部の学生らが風越などの施設の研究に訪れたり、来月にも町の子供達に指導を行うなど、交流活動が始まる。

 

軽井沢ショー祭 献花
ショー師胸像に献花

 

 

 

 

 

チョロ演奏
軽井沢ゆかりの建築家・吉村淳三氏の長女、吉村隆子さんによるチェロ演奏


軽井沢の原点を振り返る緑陰の祭典
「軽井沢ショー祭2004」開催

毎年、8月1日に開かれている
「緑陰の祭典』

 アレクサンダー・クロフト・ショー師はじめ、軽井沢を築いた先人たちを顕彰しようという祭典「軽井沢ショー祭2004」が8月1日、ショー記念礼拝堂の前庭で開催された。

 別荘住民、町民、通りがかった観光客ら約200人が参加。ショー師胸像に献花を行っ たあと、文学作品の朗読や実行委員長の挨拶と続き、カナダ大使館書記官のレオ・ ヨッフェさんが来賓として挨拶。「5月にショーの曾孫、キャシー・ゲイツ夫妻が軽 井沢を訪れた時は大変温かな歓迎を受けました。ダニエル・ノーマンも軽井沢の皆さんに親しまれています。カナダ人達の思い出を大切にしていることに感謝し、今後も絆が深まることを祈っています」と述べた。吉村隆子さんのチェロ演奏のあと、参加者たちは手をつなぎ、「今日の日はさよなら」を斉唱して来年もここでの再会を約束し、第一部の祝典は終了した。

 第二部のアフタヌーン・トークでは長野県短期大学教授、塩入隆氏が、軽井沢の村長さんと呼ばれたダニエル・ノーマンとその家族について講演した。

手をつなぎ
手をつなぎ、想い出の歌を歌う

 

 

はじめに姫龍が池に近づく。


 

98年の長野パラリンピックで一躍有名になった龍の舞

 

台風の雨を吹き飛ばす夫婦龍の舞
「第32回御代田龍神まつり」開催

「ここまで池の中を一周してみせたのは今年が初めて。担ぎ手の威勢がよい」と地元の観客。

 御代田町の夏の一大行事「第32回龍神まつり」が、7月31日開催された。浅間山麓地方に伝わる「甲賀三郎」伝説にちなんだこの祭りは、日本一の長さと言われる45メートルの龍が舞い踊る勇壮な「龍神の舞」をメインに、町をあげての様々な催しが町内各所で行われる。
 台風10号による悪天候が心配されたが、昼前からは青空ものぞき、「開眼式」の行われる真楽寺には、数時間前から、アマチュアカメラマンを始め、多くの見物客が訪れた。住職のお経により魂を込められ、眼に赤い光の点った夫婦の龍は、伝説の発祥の地とされる大沼の池のほとりに近づき、このうち大きな三郎龍は、池の中に身を沈めてゆっくり円を描きながら一周し、取り囲む観客からは大きな拍手が湧き起こった。

階段をゆっくり降りてくる2頭の龍。このあと舞台は駅前の広場に移る。

 その後、山門から続く急勾配の階段を登った境内において、銅鑼や太鼓の音に合わせた激しい「龍神の舞」が披露され、杉林に囲まれた普段は静かな境内に爆竹が鳴り響き、祭りは一気に盛り上がりを見せた。
 このほか、駅前まつり道路や龍神の杜公園にて、御輿や舞台でのイベントが行われ、夜8時過ぎからの舞や打ち上げ花火でクライマックスを迎える。

 

軽井沢プリンススキー場にユリ園オープン!

広大な敷地いっぱいに咲くユリは、展望と共に楽しめる。

 敷地面積50000・の軽井沢プリンススキー場ゲレンデに、7月17日50種50万株のユリが咲く「軽井沢・プリンスゆり園」がオープンした。軽井沢プリンスホテル東館前の駐車場がユリ園入口。二人乗りロマンスリフトで上まであがると2箇所に展望台があり、斜面いちめんに咲くユリの群生、その向こうに浅間山や街並みが広がる美しい風景を眺めることができる。色鮮やかなユリの姿を楽しみながら遊覧歩道を下り、途中にある水辺の休憩所でのんびりするのもいい。営業は8月31日迄だが、一番の見ごろは8月10日前後。リフトは平日1基、土・日、繁忙期は2基運転している。

●期間:8月31日迄 
●時間:9:00〜17:00。8月14日〜16日は夜9時迄ナイター営業予定。
●料金:入場料/大人1000円、子供300円。リフト料金/300円(片道)

●問い合わせ:軽井沢プリンスホテルスキー場(0267・42・5588)

 

軽井沢ヴィネット2004年夏号発売

 お待たせいたしました!ヴィネット04夏号(vol.88)が発売されました。軽井沢ヴィネットは今年で創刊25周年。今号は25周年を記念して、1979年から2004年までの想い出のシーンを読者が振り返る特集のほか、この夏訪れたいスポットをエリア別に紹介する「避暑地ショップ散策」、また巻頭の「別荘訪問」では、注目を集める軽井沢大賀ホールを寄贈したソニー名誉会長、大賀典雄さんの別荘が登場。夏のイベントの予定ももりだくさん。この夏もヴィネットとともにお楽しみ下さい。

 


出発式でのテープカット。

軽井沢美術館・観光循環バス
「さわやか号」運行スタート

西武高原バスにより、各コース、一日10便運行。

 夏に軽井沢を訪れる観光客が、町内の美術館や文化施設をスムーズに回ることができるよう、軽井沢観光協会主催による観光循環バス「さわやか号」が、10日(土)より運行をスタート、当日9:00から出発式が行われた。
 軽井沢美術館・観光循環バスは、今年で運行10年目。昨年より観光協会の主催となり、コースや本数を増やし、利便性のアップを図っている。今年は7/17から11/7まで(お盆期間除く)の延べ87日間の運行で、昨年よりも15日増。
 コースは、軽井沢駅から旧軽井沢方面、中軽井沢駅経由、星野、千ヶ滝エリアを巡る北コースと、同じく軽井沢駅から塩沢湖、風越公園を経て中軽井沢駅経由、追分宿へ向かう南コースとがある。

北コース:軽井沢駅北口〜脇田美術館〜旧軽井沢〜町立図書館・資料館〜中軽井沢駅〜星野リゾート〜千ヶ滝温泉〜セゾン現代美術館〜千ヶ滝温泉〜田崎美術館〜中軽井沢駅 南コース:軽井沢駅北口〜プリンスホテル西館〜塩沢湖〜絵本の森美術館〜風越公園〜ルヴァン美術館〜中軽井沢駅〜追分宿郷土館

 運賃は初乗り120円より。お得な1日フリー乗車券は、昨年よりも200円割安となり大人700円(小人350円)。
 運行期間は、7/10(土)・11(日)、17(土)〜9/26(日)までの連日(8/13〜17は運休)、9/27以降11/7(日)までの土日祝。

 荒井宏観光協会長は「便利で安い観光循環バスを知ってもらい、たくさんの方に利用してもらいたい」と挨拶の中で述べた。
 初日の第一便には、早速数組の観光客が乗車し、その中で岩手から昨日軽井沢に来たばかりという女性は「駅の垂れ幕でバスのことを知った。便利なのでぜひこれからも利用したい」と話していた。

●問い合わせ:0267-41-3850(軽井沢観光協会)

 

今年も新たな「軽井沢発・愛の歌」を
ラブソングアウォード一次審査行われる

 軽井沢から音楽文化を発信しようと、「軽井沢ラヴソング・アウォード2004」の審査会が開催された。北海道から沖縄まで全国から集まったラヴソングは487曲。その中から専門家による予備審査で、選ばれた78曲が選出され、本選出場の15曲を選ぶ「町民100人審査会」が7月4日、軽井沢町大日向にある「ゆうげん荘」の音楽スタジオで行われた。
 会場には10代〜60代の 音楽好きの人々が集まり、4時間かけて熱心に聞き入った。審査は「あなたも歌いたいですか」「メロディはきれいですか」「歌詞ははっきり聞こえますか」を基準に審査し、アカハラとニホンリスの描かれたうちわを上げて判定する方法。選ばれた15曲は9月26日にヴェルデ軽井沢で行われる本選コンサートで、応募者本人が演奏してグランプリを競う。当日のゲストは昨年のグランプリ受賞者、矢野絢子さん。

 


スタート時点では気温は25℃に上昇。暑さとの戦いになった。

雄大な浅間山をバックに全力疾走!
北軽井沢に2800名のマラソンランナー集合

沿道にもたくさんの観客が訪れ、選手を応援。

 北軽井沢観光協会や長野原町が主催する、北軽井沢の夏の恒例のイベント「北軽井沢マラソン」が、7月4日(日)行われた。昭和60年より始められたこの大会も今年で20回目を迎え、ハーフ、10km、5km、3kmの各コースに、合計2800余名の参加申し込みがあった。小学生から最高齢は89歳まで、北は北海道、南は大分から、30都道府県からの参加者が早朝の北軽井沢グラウンドに集合し、群馬県知事らが出席した開会式の後、それぞれのコースでタイムを競った。今大会では、RCチップと呼ばれるID発信器による記録の計測が行われ、上位入賞者以外でもすべてのランナーが自身の記録を確認することができるシステムが導入された。

群馬県「光治走友クラブ」のメンバー。「毎日もっときついコースを練習しているので、楽しんで走ることができました!」

 大会会長の萩原要北軽井沢観光協会長は「夏場にマラソン大会が行えるのも、北軽井沢の高原の涼しい気候ならではのこと。これからも、冬に行われる炎の祭りなど共々、季節の移り変わりと一緒にイベントを楽しんでもらいたい」と話している。

 

浅間山の火山活動度レベル発表
一部のコースで登山規制解除


 軽井沢町は7月1日、現在の浅間山の火山活動度レベルと、それに伴う小浅間山と石尊山への登山規制の一部解除を発表した。
 解除されたのは、峰の茶屋入口から小浅間山頂へ至る登山道と、追分入口から血の滝、血の池を経て石尊山頂および座禅窟へ至る登山道の2コース。町は解禁に向けて、登山者が現在の山の状況を把握できるように、登山道入口等の案内標識や看板を整備した。
 今年行われた県や関係自治体による浅間山火山対策会議において、気象庁の公表する活動度レベルに基づき、小諸市や軽井沢町では、それぞれの市町長の権限で規制の設定・解除を行えることになった。現在の浅間山の火山活動度レベルは、“やや活発”に当たる「2」となっている。



ハンドラーからの指示は基本的に英語でおこなわれる

軽井沢のクマ対策に強力な助っ人登場!
カレリアンベアドッグ2頭、ピッキオへ

 野生動植物の調査や生態系保全などの活動を行っているNPO法人ピッキオは、アメリカのクマ対策専門集団WRBI(Wind River Bear Institute)より2頭のカレリア犬を譲り受け、クマの追い払いを目的としたベアドッグの育成に、日本で初めて本格的に着手することになった。
 今回、ピッキオにやってきたのは、今年1月末にアメリカ・ユタ州で生まれたブレットとルナの兄妹。2頭は6月18日に軽井沢に到着し、ハンドラー(飼育兼訓練係)となったピッキオクマ対策チームの田中さんと樋口さんのもとで、生活を共にしながら徐々に訓練を開始している。
 ベアドッグとは、クマ問題の対策用に特別に訓練される犬のことで、ロシアとフィンランドの国境にあるカレリア地方でヒグマの猟犬として使用されていたカレリア犬の素質に目を付けたWRBIが、10数年かけて訓練する方法を確立してきた。昨年の夏には、WRBI代表キャリー・ハント氏が2頭のベアドッグと共に来日、ピッキオクマチームにクマの教育方法や犬の扱い方などを指導、国境を越えたクマ対策チームを結成した経緯を受けて、今回の子犬の来日に繋がった。

ピッキオクマチームリーダーの田中さんと、元気いっぱいのブレット

 2頭のカレリア犬は、生後5ヶ月で10キロあり、成犬は25キロにまでなる。ひとなつこく賢いが、一方、繊細で独立心の強い面もあるため、通常ペットとして飼うのは難しい。今後しばらくはハンドラーとの信頼関係を築くことを第一に、1日に2回の長距離の散歩を通して人や車におびえたりひるんだりしないよう環境に慣れさせ、山の中で野生動物を見つけるトレーニングを続ける。実践の活動に入るのは、精神的にも落ち着いてくる3才以上とされ、クマに襲いかかるのではなく、問題行動を起こしているクマを見つけ、その場で追い払うことで、クマに警戒心を与え、被害を減らしていきたい考え。
 田中さんは「そうした実践活動と同時に、2頭と一緒に学校などで講演会を行ったり、地域住民に向けたクマ問題への普及啓発活動を積極的におこなっていきたい」と語っている。

 

 


ピンク、オレンジなど色とりどりのバラ。

 


園内に隠されたクイズの看板。

2000株の甘い香りに酔いしれる
軽井沢タリアセン「薔薇の祭典」開催中

 軽井沢タリアセン内イングリッシュローズガーデンでは、国内でも珍しい品種を含む約200種2000株のバラを集めた「薔薇の祭典」を公開している。

バラの苗木をおみやげに。

 園内では、美しく手入れされ、アーチ状に組まれたりした色とりどりのバラが無数に咲き誇り、甘い匂いを漂わせ、訪れた家族連れらを楽しませていた。

 期間中は、フォトコンテストや、ガーデン内に隠されたクイズに答えるとプレゼントが当たる「イングリッシュ・ローズ・クイズ」などの企画も行われるほか、フラワーレッスンや弦楽奏のリサイタルなども催される。また、バラの苗木を販売するショップも併設されている。

ガーデン奥の池では蓮も咲いている。

 7月11日(日)まで。

 

 

 



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