湯川ふるさと公園に複合型遊具オープン!

 平成17年完成を目指して進められている「湯川ふるさと公園」内に、4月28日、コンビネーション遊具が完成し、地元の保育園の園児らを集めて完成式が行われた。
 この遊具は、数種類のスライダー、吊り橋、のぼり棒など、合計44種類の遊びが楽しめる複合型の遊戯施設で、幼稚園児から小学高学年まで、幅広い年齢の子供たちを対象に設計されている。
 完成式に参加した佐藤町長は子供たちに対して「怪我のないよう楽しく遊んで下さい」と挨拶をし、園児側からは「遊具を作ってくれてありがとうございます」と元気な返事があった。式の後、園児らは、町長や町役場の職員にアドバイスを受けながら、早速それぞれの遊具に挑戦し歓声をあげていた。
 遊具のオープンに合わせて芝生や樹木の植栽も行われ、家族連れなどで利用できるスペースとして整備された。年内には隣接するフットサル用コートも完成の見込み。

 

全館トータルで190店舗に!
プリンスショッピングプラザ ニューイーストオープン

 平成7年の開業以来、「ウェスト」「イースト」「ニューウェスト」とエリアを拡大してきた軽井沢・プリンスショッピングプラザが、今回新たにファッションを中心とする「ニューイースト」をオープン。 4月28日のオープン初日には、詰めかけた報道陣と開店前から集まった地元住民や観光客の前で、女優の南野陽子さんによるテープカットが行われた。
 海外ブランドや若い世代に人気の高いセレクトショップなどで構成されるニューイーストエリアには、全40店舗が出店し、アウトレットショップとなる36店舗中、13店舗が初出店ということで注目を集めている。

 国内アウトレット初出店、エリア内では1、2の面積を誇るスポーツ・ファッションブランド「PUMA」では、「ほとんどすべてのアイテムが30〜38%の割引価格のアウトレット商品。カジュアルなファッション性を打ち出していきたい。(小川店長)」と、既存のスポーツ・アウトドアショップとの差別化を強調する。 
 また、既に軽井沢で創作瓶詰食品店を展開する(株)セルフィユは、エリア内唯一の食品物販店として「Very&berry」をオープン。軽井沢特産のブルーベリーなどベリーのみにこだわったジャム、菓子類、テイクアウトドリンクなどを提供、「ベリーから広がる様々なアイテムを用意、ぜひ軽井沢のお土産に。(長澤代表取締役)」と語る。
 飲食店も新たに4店が加わったが、このうち長野県内2号店となる「スターバックス」は、当日の強風による寒さもあってか店内は早い時間から混雑を見せた。「軽井沢という土地の気候を活かし、国内最多、60席のテラス席を準備しペット連れでもOK。オープン初日売り上げ世界一の記録を作った長野1号店に続いてくれれば。(PR担当者)」と、リゾート地では初のオープンとなる軽井沢店へ期待を寄せている。

 


「軽井沢ラヴソング・アウォード2004」
町民審査員100人を募集!

 軽井沢ラヴソング・アウォード実行委員会は、全国からの応募作品の審査を行う町民100人を募集する。
 「軽井沢ラヴソング・アウォード2004」は、昨年から年1回の定期イベントとして開催されている音楽コンテスト。「愛」をテーマにしたオリジナル曲を全国より募集し、グランプリには賞金100万円が贈呈され、マスメディアを通じて全国に発信していく。今回募集する町民による一次審査と、コンサート形式で行われる二次審査がある。

●第一次審査日:7月4日(日)
●時 間:12:30〜17:00
●会 場:ロッジゆうげん荘ホールしなの
●応募資格:中学生以上

●問い合わせ:0267-44-3510(軽井沢ラヴソングアウォード実行委員会)

 

メルシャンで日本初の回顧展 「ロジェ・ソンヴィル」展始まる

 メルシャン軽井沢美術館にて、24日(土)より“現代ベルギー美術の第一人者「ロジェ・ソンヴィル」展”が開催されている。
 ロジェ・ソンヴィルはベルギーを代表する画家の一人で、1923年ブリュッセル生まれ、80歳になる現在でも精力的な制作活動を続けている。メキシコの壁画運動やキュビズム以降のピカソ絵画からも影響を受け、独自の絵画世界を展開しているソンヴィルは、社会派として平和の希求をテーマに労働者や学生運動など時代を反映した人物を描き、国内外で「レアリズム運動」の代表的画家として認められている。また、ブリュッセルの絵画アカデミーにて教鞭を執り高進の指導に当たるなど、作家と指導者という二つの側面を持つソンヴィルの活動は高く評価され、「20世紀ベルギーを代表する50人」にも選ばれている。
 日本で初めてとなる今回の展示会場となったメルシャン美術館では、17日、体調を崩し来日が叶わなかったソンヴィル氏に代わり、数々の作品のモデルにもなったシモーヌ夫人ら家族、駐日ベルギー大使夫人、今展覧会コミッショナーのパトリック・ジェロラ氏などが出席しオープニングイベントが行われた。冒頭の挨拶の中でシモーヌ夫人は、「現代世界の難しい状況の中で文化交流は絶対に必要なもの」と述べたのに続いて、「もしソンヴィル氏がこの場にいたら“私はスピーチはしません、なぜなら私の語りたい事は壁にかかっているからです”と言うでしょう」とコメントした。
また、パブリックアートの先駆けとも言われ、ソンヴィルの制作の中でも特に目を惹くブリュッセル地下鉄駅構内の600Fにも及ぶ巨大壁画(会場内では映像で見ることができる)について尋ねたところ、夫人は「制作に取りかかったのは彼が50才の頃であったが、大変エネルギーに溢れ、約3年間、駅の隣に借りた工場に通い続け完成させた。当時は毎晩のように好物の鳩を食べ、その小骨を取り除く作業に熱中することで日々のストレスを発散させているようだった。」とのエピソードを教えてくれた。
 会場には1950年代から現在に至るアクリル、デッサン、タピスリーなど約60点などが並ぶ。展示は7月4日(日)まで。これまであまり紹介されてこなかった内容なだけに、ぜひこの機会に現代ベルギーアートを代表する作品の数々と、そこに映る作者の厳しくも暖かい眼差しに触れてみることをおすすめする。

●会 期:4月24日(土)〜7月4日(日)火曜日休館(ただし5/4は開館)
●時 間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)
●入館料:一般800円、大学生600円、中・高生500円、小学生300円

●問い合わせ:0267-32-0288(メルシャン軽井沢美術館)

 


「軽井沢大賀ホール」上棟式おこなわれる
水面に映る五角形のホールは来年GWからのオープン

上棟式を終えて笑顔の参列者。
右から佐藤町長、大賀夫妻、梅田鹿島建設社長。

 今年11月の竣工を目指し建設の進められている「軽井沢大賀ホール」が、4月17日、無事上棟式を迎えた。この音楽ホールは音楽家としても知られるソニー名誉会長、大賀典雄さんから軽井沢町に寄贈されるもので、浅間山と離山を望む矢ヶ崎公園内北東部に位置する。
 上棟式当日は施主として大賀典雄・緑夫妻、町側から佐藤軽井沢町長、また設計施工を担当する鹿島建設社長ら関係者が出席。軽井沢中学校吹奏楽部によるマーチングで幕を開けた。上棟行事では、大賀さんらにより鋲打ちされた最後のビームがクレーンで吊り上げられ、無事所定の位置に設置された。

軽井沢駅から会場までを元気に行進する
軽井沢中学校ブラスバンドのメンバー。

引き続き行われた会見の挨拶の中で、大賀さんは「今日の日を迎えられて大変ハッピーです」と述べ、退職金を音楽ホールとして活用するというアイデアは夫人の緑さんの希望でもあったとコメント。また佐藤町長によれば、夫妻からの申し出があった時は「半信半疑で夢のよう」であったが、ここから世界に向けて音楽を発信していきたいと語った。
 国内で他に例のない五角形という形は、平行壁面をなくし、反射音がホール内にまんべんなく広がるように、という大賀さんの強い希望を受けて設計されたもの。また、天才ピアニスト、ミケランジェリが持参した名品のグランドピアノもソニーより寄贈され、出演者が使用できる。
 ホールのオープンは来春GWを予定している。

 

軽井沢町が「みんなの力でつくるまち」活動を募集!

 「自然・街・ひとが融合するまち」「みんなでつくるまち」を目指す軽井沢町では、この春『「みんなの力でつくるまち」活動支援事業』と題して、町民がみずから行うまちづくり活動を積極的に応援する事業を立ち上げる。対象者は、5名以上で、町内において住み良い特色のあるまちづくりに取り組んでいるグループ。高齢者介護や子育て支援などの医療・福祉から、自然・環境保護、教育・文化・スポーツなど、様々な活動が対象分野となる。審査を通過した団体には、最大で25万円の活動補助金が交付される。(今年度の補助金総額は100万円。)
 日頃から軽井沢をよりよい町にしようと努力している町民の方にも、これから新規に活動を始めたいというグループにも朗報。ぜひこうした制度を最大限に活用してほしい。

●応募期間 :4月1日(木)〜4月30日(金)
●選考審査会:5月14日(金)
●応募用紙の配布:企画財政課企画係の窓口もしくは町役場ホームページからダウンロードも可

●問い合わせ:企画財政課企画係(TEL 45-8504)

 


帝王切開後に死亡 病院側はミスを認める

 昨年10月4日、町立軽井沢病院で帝王切開により男児を出産した女性(当時32才)が手術後に縫合部から大量出血し、転送先の病院で死亡していたことが明らかになった。遺族は「大量出血に気づかず、放置したことが原因」として担当医を業務上過失致死容疑で告訴を、また町に対しては損害賠償請求を検討している。23日、会見を行った軽井沢病院の宮尾陽一院長は「死因となった子宮からの出血に気づいていれば救命できる可能性があった」とし、病院側のミスを認めた。女性は昨年9月24日に同病院に入院。10月3日から陣痛が始まったが、1日以上経過しても自然分娩で生まれなかったため、4日に帝王切開に切り替え、男児を出産した。出産後ICUに入ったが担当医は翌朝までの処置を看護師らに指示して帰宅。同日夜に女性の容態が急変、午後10時過ぎに心臓が停止。看護師の連絡で担当医も駆けつけ、いったん蘇生させた後、佐久総合病院に搬送されたが、翌5日未明に死亡が確認された。佐久総合病院での病理解剖の結果、死因は子宮の縫合部からの大量出血に伴う出血性ショックだった。宮尾院長は「出血以外の原因がなかったのか疑問もある」としながらも「軽井沢病院のミスが女性の死を招いた。体制が不十分だった病院側の落ち度」と話した。

 


「森の街」の消印が人気 中軽井沢郵便局

 森の街つくり隊が活動を始めてまもなく1年。なかでも好評な「シャッタープロジェクト」によりきれいになった中軽井沢商店街の「森の街のシャッター」調のデザインを採用した、中軽井沢郵便局の消印が人気となっている。それまでの浅間山とサクラソウ、テニスをする女性の描かれた消印から、浅間山・落葉松・町鳥のアカハラのデザインとなり「森の街」をアピールしている。森の街のシャッターは4月からさらに増える予定で、今年中にあと10件の塗装予定が入っており、森の街つくり隊の佐藤隊長は「土日や夜も作業をしなければならないが、隊としての活動が認められてきたのは嬉しい。ちょっとした木陰で静かに休める”森の街”を作っていきたい」と話している。

 


ウサギに癒されてみませんか?

 ライフスタイルに動物のふれあいを取り入れてみては。塩沢湖、湖畔を望むタリアセンでは、ウサギの飼い主を募集中。二年前からシンボルとして定着し、自然の中でのびのびと育ったウサギたち。毛並みは冬を越えて強く美しくなり、また潤んだ黒目が特徴。人なつこく大人しいため、昔から人気が高いウサギ。この春、子ウサギも増え賑やかになったタリアセン。飼いたいという方、下記まで連絡を。タリアセンに行けばきっと癒されるはず。

●問い合わせ:46・6161(軽井沢タリアセン)

 

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