音楽は国境を越えて
北京市と軽井沢町の小学生が大賀ホールで交流
中国北京市の海淀区実験小学校5、6年生110名が、修学旅行で軽井沢を訪れ1月29日、軽井沢中部小学校5、6年生と音楽交流会を軽井沢大賀ホールで行った。実験小は、北京市内でも芸術部門トップクラスの水準を誇る学校で、同校の馮雪珍校長が昨年10月、中国教育旅行招聘事業で軽井沢を訪問。大賀ホールを訪れた際に抱いた“ここで音楽交流をしたい”という希望が実現した。
この日はまず中部小5年生が『島人の宝』、6年生が『旅立ちの日に』など、それぞれ2曲ずつ合唱を披露すると、実験小の児童が、モンゴル民謡を合唱曲にアレンジした『楽しいナーダム』、ロシア古典歌曲『カリンカ』など4曲を熱唱。続く合奏発表では、中部小吹奏楽部により『日本民謡メドレー』『アラジン』、実験小による物語のナレーション付きの『ピーターと狼』、北京市の大会で1位を獲得したという『ロボテック』などが演奏された。客席では、交流会前1人ひとりに配られた日本、中国両国の国旗が、それぞれの発表に合わせて振られた。最後は日本と中国それぞれの代表曲『さくら』と『まつりか』を全員で合唱して交流会は終了した。 |