北佐久郡内の男性、詐欺被害5980万円「振り込む前に、相談を」
軽井沢警察署は4月2日、北佐久郡内居住の70代男性が詐欺被害に遭ったと発表した。男性は昨年11月中旬、SNSを通じて女性を名乗る相手と知り合い、その後「今後、一緒にネットショッピングを学びませんか」「あなたと一緒に幸せな生活を築いていきたい」などのメッセージを受信。同年12月上〜下旬、インターネットバンキングを通じ商品の購入費などの名目で、15回にわたり指定された口座に計約5980万円を振り込んだ。
その後、被害者が東信地方の金融機関で振り込みをしようとしたところ、詐欺を疑った職員に声をかけられ、警察に相談し被害に気づいた。
全国で急増している「SNS型投資・ロマンス詐欺」と見られ、軽井沢署では「インターネットやSNSでの投資話は詐欺を疑い、一人で判断せず、現金を振り込む前に家族や警察に相談しましょう」と被害防止を呼びかけている。