自転車をこいで電飾点灯 環境に配慮したXマスイベント

 星野リゾートの宿泊施設BEB5軽井沢で、エネルギー消費や環境への負担を考えた、サステナブルな参加型クリスマスイベントを12月25日まで開催中。

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 施設中央の屋外スペースに、2人乗り自転車をこげばこぐほど発電し、イルミネーションが点灯するツリーを設置。周囲には太陽光パネルで発電したエネルギーで光る電飾が煌めく。

 自家発電のツリーは、昨年に続き佐久平総合技術高校の生徒が開発に協力。課題研究の授業時間を利用し、4月から7人で製作を進めてきた。今年は使用電力が表示されるパネルも近くに新設。開発リーダーを務めた、電気情報科の木内涼さんは「回路の設計がうまくいかず苦労した。家族やカップルで楽しんでもらいたい」。

 宿泊施設で出た空き瓶やバイオマス素材で作ったランタンの貸し出し、シードルの果汁を搾った後の残渣を材料にした3種のクリスマスカップケーキ(600円)の販売も行っている。イルミネーションは日没から22時まで。

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3種のクリスマスカップケーキ(上)と、バイオマス素材で作ったランタン。

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