間紀徹さん、マキ・奈尾美さん父娘による親子展&コンサート

 テノール歌手で油彩画家の間紀徹さんと、音楽家で抽象画家のマキ・奈尾美さん父娘による親子展「命ある限り輝いて」が10月12~18日、カフェギャラリー「軽井沢はなれ山クラブ」で開かれる。

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親子展を開催する父の間紀徹さん(右)と娘のマキ・奈尾美さん(左)。それぞれの作品の前で。

 2人はともに軽井沢町在住。徹さんは今年3月で97歳に。テノール歌手として活動するかたわら、油絵制作にも励んできた。瞬間で消えていく音楽と、体から湧き出るものを作品に残せる絵画は「『右手と左手』のようなもの。思うままに2つの活動を続けてきました」。

 奈尾美さんも音楽家の両親のもと、自然と音楽が好きになり、20代から絵も描くようになったという。今展では徹さんによる花をモチーフにした油彩画と、刺繍アーティストとコラボした奈尾美さんの抽象画など、計20点ほどを展示する。11~17時。入場無料で要予約。

 13日は同ギャラリーで、2人が共演するコンサートも開催。徹さんが長年の鍛練により磨き上げた歌声は97歳の今も健在。奈尾美さんは「全ての人は命ある限り輝いてほしいし、自分も輝かないといけない。このコンサートが誰かの力になったらうれしい」と話す。

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奈尾美さんの伴奏に合わせ、歌声を響かせる徹さん。

 母の故間紀典子さん作詞、徹さん作曲の「Ricordi 君のおもかげ」もデュエットする。14時開演。入場料5,500円(ドリンク・お菓子付き)。要予約。定員20人。展示見学・コンサートの予約はTEL070-4499-3365(音楽の泉)まで。

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