コーヒーの味や提供の技術競う 障がい者のバリスタ全国大会へ

 障がい者3~5人のチームでコーヒー提供の技術や味を競う全国大会「チャレンジコーヒーバリスタ」に、町地域活動支援センターのメンバーらでつくる「軽井沢ひまわり」が昨年につづき出場する。20チームが参加したオンラインによる技術審査を通過し9月25日、品川プリンスホテルで開かれる本選への切符を手にした。

 メンバーは昨年も出場した石塚賢さん、千葉里香さん、工藤恵さんのほか、今年1月から新たに中田裕美さん、宮本安紀さん、髙山智之さんが加わった。上位入賞できなかった昨年の大会直後から毎週、ボランティアの清原裕子さん、鈴木芳美さんとともに、練習を重ねてきた。

 本選は全国から10チームが出場。各チーム持参のオリジナルブレンドを抽出し提供する技術や、ブレンドの味が審査される。チームリーダーの石塚さんは「いい結果を持って帰ります」。千葉さんも「去年より上を目指したい」と意気込んでいる。7月中旬から外部サポーターを務める、御代田町の「KOICHIRO COFFEE」オーナーの一戸翔太さんは「短期間でみなさんレベルアップしている。一定していい味が出せるよう、本番に向けサポートしたい」と話した。大会は12時半に開会し、YouTubeのライブ配信も予定されている。

2409_sintyaku_coffee.JPG

8月29日、町社協主催の研修会で練習の成果を発揮。参加者にコーヒーを振る舞うと「良い香り、おいしい」との声が聞かれた。

塩田家具

関連記事