町民ら出演のオペラ「蝶々夫人」 舞台成功へ、稽古に熱
軽井沢混声合唱団のメンバーや、県内出身の声楽家が出演する「第8回軽井沢オペラプロジェクト・蝶々夫人」が9月16日、軽井沢大賀ホールで上演される。公演を一カ月後に控えたお盆期間中も連日、動作や歌の入りなどを細かく確認していた。
「蝶々夫人」は今年没後100年のプッチーニが作曲し、初演から120年が経つ。明治の長崎を舞台にした武家の娘・蝶々さんとアメリカ海軍士官ピンカートンの悲しい恋の物語。タイトルロールの蝶々役を務める、藤原歌劇団の竹花摩耶さんは「感情移入してもらえるような、可憐で無邪気な蝶々さんを演じたい」。演出の大畑晃利さんは「日本を題材にしているので、すっと入ってくる。オペラに馴染みがない人にも来てもらいたい」と呼びかけている。
14時開演。全三幕を日本語で上演し、日本語字幕もつく。全席指定S席6,000円、A席5,000円、B席3,000円。TEL080-1273-0416(実行委)
昨年10月の台本完成直後から、中央公民館や学校体育館などで稽古に励んできた。