ゴルフをしない人も楽しめる場に 晴山ゴルフ場がリニューアルへ

 西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営する、晴山ゴルフ場が第一弾のリニューアルを終え7月27日にオープンした。「開かれた社交場」をコンセプトに、ゴルフをしない人にも施設を開放。複数年かけてリニューアルを段階的に行うという。

 西武グループのエグゼクティブアドバイザーで、建築家の坂茂さんが、既存の建物(旧浅間亭)を仮設のクラブハウスとして改修。レストランとして営業し、朝食以外はプレイヤー以外も利用可能に。夜は芝生のテラスでバーベキューもできるようにした(予約制)。

 コース設計家の嶋村唯史さん監修のもと、コース改修も段階的に進める。今回は、一部池の埋め戻しを行ったほか、ラウンド前の練習用にバンカーや、打撃ゲージを新設。昨年までの手引きカートをやめ、乗用ゴルフカーを導入。ゴルフをしない同乗者が、無料で付き添えるサービスも始める。

 26日に開いた内覧会で、西武・プリンスホテルズワールドワイド軽井沢地区総支配人の佐藤光紀さんは「これまでのゴルフ場にはない楽しみ方を提供していきたい」と話した。

2408_topics_seizan01.JPG

坂茂さん設計のクラブハウス。解体後にリサイクルできるよう、天井や壁には再生紙でできた筒紙管を使用した。

2408_topics_seizan02.JPG

GPS付きの乗用カートを配備した。

塩田家具

関連記事