地域食材を取り入れた和食で経済大臣賞に
第33回全国日本料理コンクール(主催・公益社団法人日本料理研究会)が3月20日、東京・大手町サンケイプラザで開催され、くつかけステイ中軽井沢の料理長・藤巻雄也さんが経済産業大臣賞を受賞した。
このコンクールは、日本料理の開発・普及などを目指す国内最大規模の大会。藤巻さんは地域の特産物を使い、趣向を凝らした郷土料理を作る「郷土料理」部門に出場し、佐久鯉や信濃ユキマス、山女魚、信州サーモン、鹿肉などを使って会席料理を仕立てた。献立のバランスやプレゼンテーションなどが評価され、部門での最高賞を獲得した。
藤巻さんは「普段お店でお客様に出している料理とは違い、献立の作り込みや見せ方、器の配置やバランスなどが重視され、とても勉強になりました」。
コンクールに出した鹿肉のカツレツや鯉料理などは、くつかけダイニングのディナーで味わえる。
くつかけステイ中軽井沢の料理長・藤巻雄也さんと創作した郷土料理。