世界カーリング選手権で「必笑」誓う 女子日本代表「SC軽井沢クラブ」壮行会
長野県カーリング協会は3月4日、世界カーリング選手権大会(3/16~24、カナダ・ノバスコシア州シドニー)に出場する女子日本代表「SC軽井沢クラブ」の壮行会を軽井沢アイスパークで開いた。県内のカーリング関係者やジュニア選手ら約30人が参加し選手を激励した。
協会理事長の土屋長雄さんは「健康に気を付けて楽しくプレーしてきてほしい」とエール。選手は応援メッセージ入りの日の丸応援旗を受け取り、集まった全員から三三七拍子の応援を受けた。
西室淳子選手のかつてのチームメイトで、18年前ともに世界選手権に出場した佐藤みつきさんは「苦楽をともにした仲間が、若い選手を引っ張っている姿には感銘を受けている。手に汗を握りながら応援したい」と話した。
選手は8日に日本を発って現地で調整したのち、現地時間16日14時からニュージーランドとの初戦に挑む。大会には12カ国が出場。順位に応じ2026年ミラノ・コルティナ五輪出場に必要なポイントが今大会から発生する。日本代表の試合は全試合、NHK BSで中継される。
中央に「必笑」の文字が入った応援旗を受け取り、笑顔になるSC軽井沢クラブのメンバー(左から上野結生、西室淳子、金井亜翠香、上野美優、両川萌音、西室雄二)。
<選手・コーチのコメント(敬称略)>
上野結生(リード)・緊張するかもしれないが、応援してくださる皆さんにも伝染させるくらいの笑顔で楽しくプレーしてくる。
西室淳子(セカンド)・18年前、世界選手権に出たときの熱いパッションは忘れていない。その思いを持って初心のつもりで頑張りたい。
金井亜翠香(サード)・自分たちの力を発揮して次につなげられるように。初めてだが笑顔を忘れず自分たちらしくプレーしてきたい。
上野美優(スキップ)・緊張もすべて含めて私たちらしいプレーをして、最高の笑顔で大会を終えられるように頑張ってきたいと思う。
両川萌音(フィフス)・今までやってきたことを確認しながら、一つずつやるべきことをやって、自分たちらしいプレーをしてきたい。
西室雄二(コーチ)・チームとしては世界選手権は初めてだが、とんでもない実積をもった選手がそろっている。精一杯バックアップして、いい報告をできるようにしたい。