「幻想的」だけど...架線凍結などの被害も 一夜にして「雨氷」が街をつつむ

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 軽井沢の樹木や自動車などが氷で覆われる「雨氷」と呼ばれる現象が2月22日、軽井沢を含む広いエリアで発生した。雨氷は、氷点下の空気の層の上に、暖かい空気の層がある状態のときに発生する現象。冷たい層で過冷却の状態(0℃以下でも液体)になった水滴が、地上にぶつかった衝撃で瞬時に凍結する。

 しなの鉄道は架線凍結の影響で軽井沢・小諸間の運行を22、23日と終日運休し、24日午後から運行を再開。22、24日は同区間でバスによる代替輸送を行った。国道146号では氷の重みによる倒木で道路がふさがり、一時通行止めとなった。

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