軽井沢駅北口東側の商業施設新築へ、3月から工事着手 一部夜間工事も
しなの鉄道所有の軽井沢駅北口東側の遊休地に、商業施設を新築し事業を行う、不動産大手三菱地所が1月26日、工事着手を前に地域住民に説明会を開いた。施工を担う太陽工業の現場責任者が、工事の作業内容やスケジュール、資材の搬入出経路などについて話した。
説明によると、工事期間は3月初旬から2026年1月下旬を予定し、日曜、祝日、年末年始、工事休止期間(7月25日~8月31日)は休工。原則工事は日中(8〜18時)に行うが、地中にコンクリート杭を入れ込むPC杭工事(24年4~6月予定)、クレーンで骨組みを組み立てる鉄骨工事(同年9~12月予定)などで、新幹線の線路付近で作業する際は、リスク回避のため夜間(0~6時)も実施するという。
また、新築の建物と接続する駅自由通路(JR改札出入り口としなの鉄道改札出入り口の間)東面の工事にともない24年9月から26年1月まで、壁から約1.5mの位置に仮囲いが設置される。三菱地所の担当者は「ご迷惑をおかけすると思うが、極力少なくなるよう努めていく」と話した。
計画地の敷地面積は12,973㎡。鉄骨造平屋建てと2階建て(一部3階建て)の計6棟を建設。建築面積は4,436㎡。ホテル、温浴施設、物販・飲食の店舗が入ることが決まっている。
軽井沢駅北口東側の工事予定地。
駅自由通路の新築建物と接続する付近。