世代や障害の有無を超えて楽しむ「まるっとみんなで映画祭 in 軽井沢」
国籍や世代、障害の有無を超え、多様な人が楽しめる「まるっとみんなで映画祭 in 軽井沢」が11月17日~20日、軽井沢町中央公民館で開催される。軽井沢を舞台に11月3日~23日開催の芸術祭「かるいざわ ざわざわ 2023」の関連イベント。
17日「自分らしさ」、18日「性のいろいろ」、19日「音を楽しむ」と日ごとテーマに沿った作品を上映し、関連イベントも開く。20日はうえだ子どもシネマクラブと連携し上田映劇(上田市)で作品を上映。映画やイベントにあわせて、日本語や英語字幕、バリアフリー字幕(聴覚障がいのある人に対し、台詞や効果音などの情報を伝える)、声を出したり身体が動いても平気な客席などを用意する。
『さかなのこ』『カランコエの花』など上映
主な上映作品は17日『さかなのこ』、18日『カランコエの花』『片袖の魚』『アバウト・レイ 16歳の決断』、19日『音の行方』、20日『友達やめた。』。チケットを持っていれば無料で鑑賞できる、信州監督特集上映会(11/17~19)、子ども・親子向けの上映会(11/18~19)もある。
関連イベントとして17日は『さかなのこ』沖田修一監督のトーク、18日はドラァグクイーンによる読み聞かせ(3~8才対象、1,700円)やお楽しみDJパーティ(無料)、19日「音遊びの会」ライブパフォーマンス(一般1,700円)、20日はアートの役割について意見交換するシンポジウム(無料、中央公民館)も開催する。
事務局の担当者は「映画を通じて多様な人たちが混ざり合う場をつくることを目指している。障害、性、世代、言語や国籍が多様な人々がともに集い、感じ、学びあうことで、一緒に楽しんでほしい」としている。
前売り料金は作品ごと一般1200円~、高校生以下700円。18、19日はその日の上映会やイベントすべてを楽しめる1日券もある。販売は10月13日18時から公式HPページから。