追分の複合施設「still」に、若手作家の作品を展示する新ギャラリー

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 追分の複合施設「still(シュティル)」2階に7月8日、「biscuit gallery karuizawa」がオープンした。株式会社biscuitが運営するギャラリーで、東京都渋谷区の文化村通りに続く2店舗目。国内外の若手アーティストの個展を月替りで行っていく。東京の店舗とは異なるアプローチで、ゆっくりとアートに触れてもらう空間を目指す。

 柿落としの展示は、作家城蛍(タチホタル)氏による「食卓にて孕む」。違和感のあるモチーフをやわらかなタッチで描いた絵画に、木彫りを組み合わせた半立体作品16点を展示している。城さんは「描かれているもの自体は気味悪いかもしれないけど、見た人が落ち着けるものをつくりたかった」。展示は8月6日まで。

<8月以降の展示>
2023年8月:井上七海 個展
2023年9月:新井碧・朝長弘人(2人展)
2023年10月:コレクション展
2023年11月:西浦裕太 個展
2023年12月:International Dialogue(グループ展)
2024年1月:海外作家グループ展

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城蛍「甘い香りに誘われて」キャンバス、油彩、水干絵具、木材(2023)

塩田家具

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