キキちゃん募金目標達成 30万円集まる
廃業するブリーダーからの繁殖引退犬や、飼育放棄された犬を保護しているボランティア団体「犬の命を守る会」(上田市・軽井沢町)で、保護されているトイプードルのキキちゃんが軟部組織肉腫という癌を患い、右前脚を断脚する手術を受けた。高額な手術代がかかるため募金活動が行われ、軽井沢町内でも募金箱を設置して寄付を呼び掛けていた。
キキちゃんを保護している町内在住の宮澤千景さんによれば、6月6日までに289,820円が集まったという。「たくさんのご支援を頂き、ありがとうございます。キキは無事に手術でき、元気に生活しています」と宮澤さん。同会には現在24頭の保護犬がいて、内9頭は6月頭に保護したばかり。キキちゃん募金の余剰分は、新たに保護した9頭の病院での健診や不妊手術、病気の場合の治療費や餌代などに充てたいという。6月18日の譲渡会にはキキちゃんも参加予定。問合せ:090-1665-1657(犬の命を守る会・宮澤)
キキちゃん(左)は右前脚を切断手術したが、元気に走り回っている。