読んだ本を記録する「としょかんのつうちょう」 中軽図書館でスタート
中軽井沢図書館は5月1日から、借りた本の記録を残せるサービス「としょかんのつうちょう」を始めた。開館10周年を記念し、これまで以上に読書を楽しんでもらおうと導入した。
つうちょうは縦8.5㌢、横14㌢。1階カウンター前に設置された専用機械に通すと、借りている本の日付やタイトル、作者、出版元が印字され、336冊まで記録可能。1冊300円で、18歳以下は無料。リスが本を広げている表紙は、同館スタッフがデザインした。
家族が乳幼児に読んであげた本を記録し、残しておけば記念にもなる。土屋利彦館長は「その子が大人になったときに見返して、『自分の子どもにも』というサイクルができるといい」と話した。