軽井沢新聞社に対する一部報道について
3月9日付信濃毎日新聞の朝刊に、信州大学丸橋昌太郎教授が弊社の代表者を刑事告訴したとの記事が掲載されました。
この件につきましては、捜査機関から連絡を受けておりませんので、事実関係は承知しておりません。
軽井沢新聞では軽井沢町と信大との連携に基づく寄付講座の寄付金の使途について、これまでに2本の記事を掲載しております。
いずれも町との連携先であり、寄付講座を設置した信州大学を取材対象とし、同大学に対して情報公開請求で開示された公文書及び書面で同大学に質問して回答を得た内容に基づいて執筆して参りました。
軽井沢町から拠出された2億5千万円は、町民が負担した税金であり、町民のみなさまには納税者としてその使途を知る権利があります。
報道機関には、みなさまの知る権利を実現するため、町民のみなさまに事実を伝える使命があります。
そして、このような弊社の報道には公益性が認められると自負しております。
報告会における丸橋教授の発言は、報道機関としての弊社の名誉を棄損するものであり、80人ほどの聴衆の前で公然と行われておりますので、弊社としましては、刑法230条1項が定める名誉毀損罪に該当する行為であると考えております。現在、刑事・民事双方の観点から丸橋教授に対する法的措置を顧問弁護士と検討しているところです。