東日本旅客鉄道（JR東日本）と西武ホールディングスは昨冬に続き9月26日から2023年3月31日まで、スマートフォンを使った次世代移動サービス「回遊軽井沢」を提供する。同サービスのwebサイトから会員登録すると、予約制乗り合いタクシー「よぶのる軽井沢」の予約・決済、しなの鉄道や西武観光バス、碓氷線などで使える交通電子チケットを購入できる。

　乗り合いタクシーは、ワゴン型の車両4台（うち1台は電気自動車）を運行。乗降場所は前回から5カ所追加し、駅や主要観光スポット、学校、スーパーなど計50カ所。千ヶ滝、追分地区など西側エリアでは、任意の場所で乗降できる。希望の乗車日時、乗降場所を指定し予約。運行時間は7時半〜19時で1人1回大人400円、子ども200円。

　交通電子チケットは、しなの鉄道軽井沢〜信濃追分間で1日乗り降り自由の「軽井沢トレインパス」（大人440円）、「西武観光バス軽井沢駅〜千ヶ滝・星野エリア乗り放題きっぷ」を追加。軽井沢駅ー草津間のバス（片道2,240円）や、しなの鉄道軽井沢駅ー小諸駅と町内バス路線の指定区間で乗り降り自由のフリーパス（2,500円）、碓氷線バス（片道520円）も購入できる。