カールおじさんの生みの親 ひこねのりおさんの作品展
スナック菓子の有名キャラクター、カールおじさんの生みの親で、様々なアニメーションCMに携わったアニメーター、ひこねのりおさんの作品展が軽井沢タリアセン内の睡鳩荘で開催されている。以前、睡鳩荘で企画展を開いた知り合いのカメラマンの紹介で、作品展は約20年ぶりだという。
キャラクターの販促物やイラスト、絵コンテなどを展示し、これまでひこねさんが携わった仕事を紹介している。テレビアニメやCMなど、短編のアニメーションも放映。企画展のために描きおろしたポスターと、同じアングルで撮影できるパネルも塩沢湖畔に設置した。クリアファイルやバッヂ、カレンダーなどの販売グッズも、展示にあわせ製作した。
カールおじさんは誕生から約50年経つが「うなって作ったのではなく、脇役としてちょこっと描いたもの。ここまで愛されるとは思わなかった」とひこねさん。軽井沢の印象については「とてもいいところ。僕の絵が場違いに思えてくる」と謙遜した。
スポンサーへのプレゼン用に描いた下絵なども展示していて「表も裏も見て頂いて、気軽に楽しんでほしいですね」と話した。
カールおじさんの人形を持つひこねのりおさん。展示は9月4日まで。入園料大人200円、小中学生100円(タリアセン入園料別途)。