軽井沢西部小グラウンドに、プレハブ仮設校舎2棟設置へ
軽井沢町議会は7月7日の本会議で、軽井沢西部小にリースで設置するプレハブ仮設校舎の使用料などを盛った一般会計補正予算案を、全会一致で可決した。
軽井沢町の中でも特に転入者が増えている西部小学校区。今年度の2~6年生は2クラスだが、1年生は77人で1873年の創設以来初めて3クラス編制に。現時点で空き教室がなく、来年度の新一年生も3~4クラスが見込まれることから設置を決めた。3年間のリース期間中に情勢を見極めながら、同時に本校舎を増築するかどうか検討していく。
仮設校舎は平屋建て2棟4クラス分を本校舎に平行する形で、今年度中にグラウンド南西に設置。どの学年が利用するかは、まだ決まっていない。補正予算案では、今年度の仮設校舎の使用・賃貸料6,500万円、本校舎の増築設計委託料1,500万円などを増額する。
議員から校舎の暑さ・寒さ対策について問われ、町教委子ども教育係長は「気密性のあるプレハブで、空調設備もセットで設置する。冬場の対応としてブルーヒーターの導入なども検討している」とした。
(プレハブの仮設校舎が設置される、軽井沢西部小学校のグラウンド南西側)