「様々な人と触れ合える場に」 新庁舎・複合施設を考えるワークショップ始まる
2025年の着工を予定する軽井沢の新庁舎と、併設の複合施設について語り合うワークショップ(全4回)が6月3日、始まった。初回は、公募で集まった中学生から70代までの町民・別荘所有者、町職員ら37人が参加した。新庁舎と軽井沢病院の間に計画される地域コミュニティーを育む場「もりの縁側」をテーマに議論。6グループに分かれ、集客や活用の方法、運営に必要なことについて、意見を出し合い最後に発表した。
人が集まる仕組みについては、「機能的価値よりも、おいしい料理が食べられるなど情緒的価値が必要」「大人だけでなく子どもも楽しめるイベントを頻繁に」。運営については「民間主導で、老若男女問わず様々な人を巻き込んで作っていくことが大事」という意見もあった。
姉妹で参加した軽井沢高校3年の生徒は、新庁舎について「誰でも気軽に来ることができて、様々な人と触れ合える場になるといい」と話した。ワークショップで出た意見については、基本計画を担う業者と町で検討し、設計に反映させていく。