源頼朝伝説が残る、軽井沢の地4選
鎌倉殿こと源頼朝をはじめとした、平安末期~鎌倉初期の権力争いを描くNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。頼朝は狩りをするため、浅間山麓に立ち寄ったという逸話があり、ゆかりがあると伝わる場所が軽井沢にはいくつか存在する。
塩壺温泉
源頼朝が善光寺にお参りに行った帰り、狩りに立ち寄った浅間山麓で、一羽の鶴が傷を癒している湯を発見。その地が同温泉の始まりとされる。
熊野皇大神社
長雨に見舞われて狩りができなかった頼朝は、晴天祈願に熊野皇大神社を参拝。狩りの合図などで使う鏑矢(かぶらや)を奉納したと言われている。
押立山
頼朝が可愛がっていた手飼いのタカが逃げ、軽井沢の南に位置するこの山に巣くったとされる。それ以来タカがこの山で多く繁殖し、当時は雄鷹山とも呼ばれた。
馬取萱
馬取地区は明治初期まで、馬取萱(まとりがや)村だった。頼朝の愛馬が逃走し、カヤの深い茂みで進めずにいたところを取り押さえたことから、この名がついたという。