2023年のG7関係閣僚会合、軽井沢町が誘致へ
藤巻進軽井沢町長は12月17日、町議会12月会議の閉会あいさつで、2023年に日本で開催を予定する先進7カ国首脳会議(G7サミット)に伴う関係閣僚会合の誘致を目指すことを表明した。
町長は、2016年にG7交通相会合、19年に20カ国・地域(G20)エネルギー・環境関係閣僚会合を開いた実績について触れ「経験を遺憾なく発揮し、当町で開催できるよう、県とともに国へ働きかけていく」と話した。エネルギー・環境関係閣僚会合開催の経緯などをふまえ、環境に関する会合の誘致を要望していく。県から各自治体へ誘致の意向照会があり、手を挙げたのは県内で軽井沢町のみだったという。
先進7カ国首脳会議の誘致については、「これまでの実績などから、難しいだろうと総合的に判断した」と町長。関係閣僚会合の会場は、軽井沢プリンスホテルウエストを想定。関係閣僚会合を誘致することで、「リゾート会議都市としての地盤を強固なものにしたい」と力を込めた。
(2016年9月、軽井沢プリンスホテルを会場に開かれたG7交通相会合)