浅間山の噴火警戒レベル1へ引き下げ
気象庁は8月6日14時、浅間山の噴火警戒レベルを「2(火口周辺規制)」から「1(活火山であることに留意)」へ引き下げた。レベル「1」は3月23日以来、約4カ月半ぶり。
体に揺れを感じない火山性地震の回数は6月中旬以降、減少傾向が続いている。浅間山の西側の膨張を示す傾斜変動も4月下旬頃に停滞。火山ガス放出量も5月以降概ね少ない状態で経過している。火口から500mを越える範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低いと判断した。
浅間山の噴火警戒レベルは今年2月5日、「1」に引き下げられたものの、火山活動の高まりを受け、3月23日に再び「2」に引き上げられていた。