没後60年 フランス人画家ポール・ジャクレーの作品を展示
没後60年を迎えた軽井沢にゆかりのあるフランス人画家ポール・ジャクレーの企画展が8月1日から追分宿郷土館で開かれる。ジャクレーが制作した全木版画162点を2期に分けて紹介。写真や書簡、遺愛品なども展示される。初日にはオープニングセレモニー(13:00~)や「ポール・ジャクレーと軽井沢」がテーマのシンポジウム(14:00~)が開かれ、遺族や軽井沢高原文庫副館長の大藤敏行さんらがパネリストとして登壇する。
ポール・ジャクレーは1899年の来日以来、日本画や水彩画、木版画などを制作。戦時中の1944年に軽井沢へ疎開し、晩年の1960年まで過ごしていた。
~特別企画展 ポール・ジャクレー没後60年
軽井沢を愛したフランス人浮世絵師ポール・ジャクレー全木版画展~
場所/軽井沢追分宿郷土館
期間/前期:8/1(日)~9/12(日)
後期:9/15(水)~10/31(日)
入館料/一般400円
問合せ/TEL0267-45-1466
写真:《馬の鈴草、トンダノセレベス島》多色摺木版画 遺族所蔵 ©Paul Jacoulet