浅間山、噴火警戒レベル「1」に
気象庁は2月5日14時に、浅間山の噴火警戒レベルを「2」(火口周辺規制)から「1(活火山であることに留意)」へ引き下げた。レベル1は2020年6月25日以来、約7カ月半ぶり。
噴煙量や火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、概ね少ない状態で経過。火山性地震、火山性微動も概ね少なく、山の西側の膨張を示すと考えられる地殻変動も認められないことから、火山活動は低下していると判断した。
噴火の可能性は低くなったものの、火口から500mの範囲に影響を及ぼす、ごく小規模な噴火の可能性はがあるとして、注意を呼びかけている。