加賀乙彦展、軽井沢高原文庫で初めて

190717_01.JPG 軽井沢高原文庫は7月20日から10月6日まで、同館館長で作家の加賀乙彦さんの文業をたどる初の展覧会「加賀乙彦展~精神世界の光と闇を求めて~」を開く。自筆原稿や創作ノート、書簡、蔵書など関係資料約200点を展覧する。

 加賀さんは1929年東京市芝区生まれ。大河小説『永遠の都』(芸術選奨文部大臣賞)、『雲の都』(毎日出版文化賞等別賞)など、精神世界の闇を見つめた長編小説を発表。一方で、90歳となった今もなお、現役の精神科医として2週間に1回、病院勤務を続けている。

 期間中は、加賀さんの作品を朗読する「軽井沢演劇部朗読会」(8/3・17:30~、8/4・13:00~・17:00~、一般4000円)、ロシア文学者の亀山郁夫さんが「加賀乙彦とドストエフスキー」をテーマに講演する「高原の文学サロン」(8/24・14:00~・一般1500円)などの関連イベントも開催する。

加賀乙彦展~精神世界の光と闇を求めて~

日程:7/20(土)~10/6(日)

場所:軽井沢高原文庫

入館料:大人700円、小中学生300円

問い合わせ:TEL0267-45-1175

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