笑顔あふれる公開挙式 出会いの地軽井沢で
軽井沢町のホテルや式場などでつくる軽井沢ウエディング協会が8月21日、旧軽井沢地区で公開挙式を開いた。公募で選ばれた新郎の小島広夢(ひろむ)さんと新婦の由(ゆい)さんが、人力車で旧軽井沢銀座通りを移動。観光客や住民らが「おめでとう」と声をかけたり、拍手をしたりして祝福した。
公開挙式は、宣教師が開発した軽井沢らしいウエディングを広く伝えようと今回で10回目。軽井沢最古の教会であるショー記念礼拝堂の挙式には、親族や友人ら約60人が列席。2人は司祭の前で愛を誓い、列席者が花びらを蒔く中、笑顔で退場した。
広夢さんは愛知県出身で、由さんは千葉県出身。3年前に町内の同じホテルに勤めたことで知り合った。挙式後、由さんは「大好きな軽井沢で沢山の方に囲まれ、天気にも恵まれて...本当に信じられない。まだ夢見心地です」。広夢さんは「お互いの良いところを伸ばし合って、短所を補い合える夫婦になりたい」と満面に笑みをたたえた。