作家の内田康夫さん死去 3月23日から記念館に献花台
「浅見光彦シリーズ」で知られる作家の内田康夫さんが3月13日、敗血症のため死去した。83歳だった。
内田さんはコピーライター、テレビCM制作会社経営を経て、1980年に『死者の木霊』でデビュー。探偵の浅見光彦が事件を推理するシリーズはドラマ、映画、漫画化された。著作数は未完のまま発表した『孤道』で163冊。1983年から軽井沢に移住。執筆の合間に、趣味の囲碁の対局のため、地元の公民館へ通っていた。
葬儀は近親者のみで執り行った。本人の希望でお別れの会は開かず、3月23日から4月23日まで軽井沢町の浅見光彦記念館の開館時間(10:00~16:00)に献花台を設置する。期間中は入館無料。