本白根山の噴火「浅間山への影響は見られない」

180209_04.JPG 気象庁浅間山火山防災連絡事務所は28日、浅間山の火山活動について解説する、月例の説明会を開いた。1月の火山性地震は1日あたり4~114回で、月合計は1393回。1月初旬は少ない状態で推移したが、中旬以降は増加。2月に入ってからも、100回を超える日が4日(7日現在)あるなど、やや多い状態を継続している。

 123日に噴火した本白根山(群馬県吾妻郡草津町)と浅間山は、直線距離で約25km離れている。本白根山の噴火と浅間山の関連について、大塚仁大所長は「科学的データからは見る分には、影響は見られていない。マグマの供給源は別々と考えている。連動して動くとは考えづらい」と話した。

 浅間山の噴火警戒レベルは2015年6月11日から、2(火口周辺規制)を継続している。

写真:中軽井沢から見た浅間山(2月8日16時撮影)

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