ベアドッグ「タマ」おめでた 4月上旬出産へ
軽井沢町の委託で、ツキノワグマ対策にあたるNPO法人ピッキオは2月27日、メスのベアドッグ(クマ対策犬)タマが妊娠したと発表した。26日、かかりつけ動物病院のエコー診断で、少なくとも2頭の妊娠がわかったという。4月上旬の出産予定だ。
ピッキオは次世代ベアドッグの出産、育成に向け「繁殖プロジェクト」に取り組んでいる。タマは、アメリカのベアドッグ育成機関からやってきた、パートナーのオス犬リオと1月下旬から2月上旬まで過ごした。ピッキオの広報担当者は「母子ともに健康で、出産が成功するよう祈りたい」としみじみと語った。
(写真:アメリカのベアドッグ育成機関Wind River Bear Instituteのハンドラー、ニルス・ペターゼンさんとタマ(左)とリオ(右)。1月25日撮影)