シーズン前にピカピカに 観光ガイドの会、道標を洗浄
軽井沢の自然や文化遺産を観光客らに案内する有志「軽井沢観光ガイドの会」が4月21日、通りの呼称を記した「軽井沢歴史の道」の道標を洗浄した。
道標は2006~07年、散策する人に軽井沢の歴史を知ってもらおうと、軽井沢観光協会が設置。ステンレスを網状に組んだ四角柱の枠の中に浅間石を敷き詰め、側面プレートに通りの呼称、上部プレートに通りの由来の解説文が記してある。
設置から10年が経ち、プレートには水垢などが付着。中には汚れで解説文が読めない道標も。この日は、13人の会員が4グループに分かれ、旧軽井沢エリアの13基を洗浄。洗剤を吹きかけ、タオルやスポンジで拭いて汚れを落とした。残りの道標も、5月中に洗浄することが決まっている。
同会では、この道標を使って通りの名の由来などをガイドすることもある。ピカピカになった道標を前に、会長の桜岡健輔さんは「これで堂々と紹介できる」と話した。