五輪出場かかる世界選手権へ「SC軽井沢クラブ」選手ら抱負

 カーリング日本男子としては、20年ぶりとなる冬季五輪の出場を目指し「SC軽井沢クラブ」が、4月1日からカナダ・エドモントンで開催される世界カーリング選手権に挑む。昨シーズンは日本男子過去最高の4位に入賞。五輪出場を確実なものにするため、今年は初の表彰台を狙う。

<世界カーリング選手権に向け選手の抱負>

170209001.JPGリード・両角公佑選手
「去年が4位。プレーオフでは一回も勝てず、残念な終わり方をした。今年は去年より上を狙って、最後の試合でしっかり勝って終わるようにしたい」




170209002.JPGセカンド・山口剛史選手

「男子はカナダ、スウェーデン、ノルウェーが三強。その一角を敗りメダル圏内に入りたい。テレビ放送があるので、沢山良いプレーをして、地元や日本の子どもたちに刺激を与えられたら」





170209003.JPGサード・清水徹郎選手

オリンピック出場が決まるあと一歩まできている。まずは出場権の獲得、そして去年の4位よりも順位を上げ、メダルを持って帰って来たい



170209004.JPGスキップ・両角友選手

「シーズン初めに立てた目標は今のところ全てクリアできている。あと残っているのは、アジア(冬季アジア札幌大会)でしっかり優勝することと、世界選手権で表彰台を狙うことの2つ。それぞれの大会で、しっかり実力を出せるよう、もう少しだけ練習を頑張って、集中して両大会に臨みたい」


長岡はと美コーチ

「とにかく平常心で一投一投。そういうことが勝利に繋がる。コンディションとメンタルの面で、選手を支えていく」

<ピョンチャン冬季五輪・カーリングの出場枠>

 カーリングのピョンチャン冬季五輪に出場できるのは、男女とも開催国の韓国を含む10カ国。昨年と今年の世界選手権の順位に応じたポイントの合計で7枠が決定し、残り2枠は最終予選で争う。昨年の世界選手権で、日本男子(SC軽井沢クラブ)は4位で9点、女子(LS北見)は2位で12点を獲得。女子は今年の世界選手権出場を逃しているため、ポイントが加算されない。同じ方式で出場枠を決めた前回のソチ五輪では、男子は10点、女子は9点以上が、出場を決めた7枠に入った。日本の五輪出場が決まれば、男子は「SC軽井沢クラブ」が代表に内定。女子は9月にLS北見(北海道)と中部電力(軽井沢町)で、代表決定戦を行う。

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