「寒い冬も元気に」 信大生から一年生に「ちび軍手ィ」
信州大学繊維学部(上田市)の学生でつくる任意団体「ハナサカ軍手ィ(グンティー)プロジェクト」のメンバー6人が2月14日、軽井沢中部小を訪れ、一年生77人に子ども用のデザイン軍手「ちび軍手ィ」を寄贈し、一緒に交流した。
同プロジェクトでは、カラフルな色や柄をデザインした大人用の軍手「軍手ィ」を販売。「寒い冬でも、外で元気よく遊んでほしい」との思いから、売上金で子ども用の「ちび軍手ィ」を作り、県内の小学一年生に配布する活動を2009年から続けている。今年度は9500枚の「ちび軍手ィ」を作った。
児童は、6種の中から好きな「ちび軍手ィ」を受け取ると、早速手にはめ「あったかい」と笑顔。メンバーは「軍手ィ」にちなんだ演劇を披露し、児童とじゃんけんや鬼ごっこなどで交流した。3年の齋藤友美さんは「喜んでいる姿を見ると、活動をやっていて良かったと思う」と話した。軽井沢東部小と西部小の一年生にも寄贈する。