軽井沢高校生、保護者、教諭による三者会議 地域住民も初参加
軽井沢高校は12月13日、生徒、保護者、教諭の3者でつくる「軽高会議」を開いた。よりよい学校づくりに繋げようと、1999年に始まり34回目。3者に加え、地域住民も初めて参加し、パネルディスカッション、意見交換会を行った。
パネルディスカッションのテーマは「地域が軽井沢高校生に期待すること」。地元企業や団体の関係者、町職員ら9人のパネラーが意見を述べ、全校生徒が聞いた。
パネラーとして参加したFM軽井沢のパーソナリティー、清水とも子さんは放送を通じ軽井沢のファンを増やすことが目標とし、「皆さんにもファンを増やすPR隊の一人になってほしい」と呼びかけた。PTA会長の鈴木洋子さんは「登下校のときは、地域の人に見られている自覚を持ってほしい。地域の小中学生が、ああいうお兄さん、お姉さんになりたいと思ってもらえる高校生活を送って」と期待を込めた。
続いて、新旧の生徒会役員約40人、職員、保護者の代表、地域住民の4者が、「軽井沢高校のファンを増やすには」「地域に愛されるには」「責任・自覚・自負を持つには」それぞれどうしたらいいか意見交換。
3テーマごと、グループに分かれ話し合い、まとまった意見をグループの代表者が発表。軽井沢高校のファン増加に向け「生徒でホームページをつくって、校内の情報を発信したら面白い」。地域に愛されるために「まずは、地域の方と知り合うこと。そのきっかけとなるイベントを企画できたら」などの意見が出た。
2年生の新生徒会長、中山友太ブルーノさんは会議を振り返り「想像していた以上に、地域の方は軽井沢高校に期待をかけてくれている。これからの活動で『軽高生はできる』というところを見せていきたい」と話した。