「軽井沢国際カーリング選手権大会」15日開幕へ 9選手が意気込み
軽井沢アイスパークで12月15日に開幕する「軽井沢国際カーリング選手権大会」を前に、出場チームのスキップ9人が14日、大会にかける思いを語った。
SC軽井沢クラブの両角友佑選手は「素晴らしいメンバーが揃った大会に出られるのを嬉しく思っている。せっかく地元の皆さんの前で試合をするチャンスなので、楽しみながら良い結果を残したい」。
昨年の同大会で優勝した、スコットランドのデビット・マードック選手は「今年は優勝することだけを目的にするのではなく、日本の文化など軽井沢で色々なことを楽しんで帰りたい」と話した。
来年1月には、日本代表を決める日本選手権が同会場で開催されるとあり、今大会をその前哨戦と位置づける見方もある。LS北見(北海道北見市)の藤澤五月選手は、「軽井沢のアイスをよく知って、自分たちの技術とマッチングさせることを意識している。大会の後半に向け、コンディショニングをあげていけるよういしたい」。
一方、北海道銀行(北海道北見市)の小笠原歩選手は「全く違う大会だが、試合をする点では全く同じ。今大会も同じモチベーションで、同じ気持ちと準備で戦っていくだけだと思っている」と意気込みを語った。
大会は、日本を含む世界8ヵ国から集まった男女各15チームが、3つのグループによるリーグ戦(15~17日)を行い、各グループ上位2チームがプレーオフトーナメント(17~18日)へ進む。観戦は無料。カナダを中心に開催されている世界トップの賞金ツアー「ワールドカーリングツアー(WCT)」に参加し3回目で、賞金総額は500万円(優勝100万円)。