堀辰雄文学記念館 新収蔵の自筆エッセー、初公開へ
企画展「堀辰雄と読書ー日本文学編」を開催中の堀辰雄文学記念館は12月1日から13日まで、今年新たに収蔵した堀辰雄のエッセー「魂を鎮める歌」の自筆原稿1枚を初めて公開する。
「魂を鎮める歌」は、伊勢物語や万葉集の一節を引用し、文学のあり方について綴ったエッセーで、「文藝」1940年6月号に掲載され、のちに「伊勢物語など」に改題された。資料の劣化を防ぐため、14日間のみ展示する。入館料は大人400円、小中高生200円。TRL0267-45-2050