「軽井沢で暮らしたい人は覚悟を持って」と軽井沢町長
11月14日に行われた「第4回軽井沢22世紀風土フォーラム」基本会議の席上で、藤巻進軽井沢町長は、今後の少子高齢化社会に向けて軽井沢町はコンパクトシティ化を目指すことを発表した。「人口が減っても住みやすい社会にしなければならない。(軽井沢町も)広げて来たものを少しずつ閉じて行くことになる」と述べ、具体的には、「別荘地にも常時人口が増え、高齢者からの買物や通勤の便、道路舗装や除雪の要望が多数寄せられている、しかし行政サービスには限界があり、多くの要望に応えられないでいる。今後は新しい居住者に対して、便利さを求めるなら静かな環境でなくても都市部に、静穏な環境を求めるなら不便であることを承知して別荘地でというように(誘導を図り)、それぞれ覚悟をもって暮らしてほしい」と説明した。
22世紀風土フォーラム会長の横島庄治さんは「これは町長の新たな決意表明とも言える」と述べ、同フォーラムの基本会議でも委員の間で意見交換を行った。(詳しくは軽井沢新聞12月号に掲載)