「もし町長にならなかったら?」姉妹都市ウィスラー学生が質問 

161019-01.JPG 軽井沢町の姉妹都市カナダ・ウィスラー市の州立高校に通う生徒10人と引率教諭2人が10月19日、町役場で藤巻進町長らと懇談した。生徒は日本の中学3年・高校1年に相当する、ウィスラー・セカンダリー・スクールの9・10年生。14日から20日まで軽井沢町に滞在し、地獄谷野猿公苑(山ノ内町)や松本城(松本市)など町内外の観光地を訪問。軽井沢中学では一緒に授業を受けるなどして生徒と交流した。

 生徒からプレゼントとして、約20cm四方の木板に、焼き目やニスでウィスラーのブラッコム山を表現した芸術家の作品が贈られると、町長は「ありがとう。軽井沢の皆さんに見てもらえる場所に飾りたい」。

 生徒は事前に調べてきた日本語で、「もし町長にならなかったら、何になりたかったですか」「町長になって変わったことは何ですか」などと流暢に質問。町長はそれぞれ「飛行機のパイロット」「プライベートな時間が減ったこと」と答えた。日本のアニメが好きな生徒から、好きなジブリ映画を尋ねられると、「となりのトトロ」と町長。「私はトトロと魔女の宅急便が好き。同じですね」などと盛り上がっていた。

 軽井沢町とウィスラー市は1999年に姉妹都市提携を結び、2001年から毎年、生徒が相互に行き来し交流している。

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