「軽井沢発地市庭」オープン3ヵ月、その売り上げは

160831-01.JPG 8月30日の軽井沢町議会定例会9月会議一般質問で、2議員が農産物等直売施設「軽井沢発地市庭」の運営状況などについて質し、観光経済課長らが答弁した。

 町によると、同施設がプレオープンした4月26日から7月末までの総売り上げは約1億2100万円で、来場者は81555人(レジを通過した人数)。町は年間目標に売り上げ3億円、来場者20万人を想定しており、「ほぼ同程度になる予測だが、閑散期にどれだけ集客できるかにかかっている」。

 7月末までのそば打ち体験室の稼働率が18%と低調だったことから「旅行会社と連携しツアー客を呼び込むなど、利用率を高めていきたい」。また食品衛生法上、現在の施設で作られたそばは販売、提供ができないことから、体験室の一部を改修する考えがあることも明らかにした。

 冬場の営業については、正式決定ではないと前置きした上で、「10月以降は週一回の定休日を設け、通年営業できるよう調整している」とし、11月上旬に収穫祭やそばまつりのイベントを開く考えも示した。町の農業振興については「会員(耕作者)をいかに増やしていくかが今後の重要な課題。(農産物の)品目を増やすような管理も、町の皆さんと一緒に進めていきたい」と話した。

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