ホテル「ルグラン軽井沢」29日オープン、「八風湖ホテル」(仮称)の概要も明らかに
通販大手ベルーナのグループ会社、グランベルホテルが運営する軽井沢本通りのホテル「ルグラン軽井沢」が7月25日、関係者向けに内覧会を開いた。29日にグランドオープンする。
ホテルは鉄骨造り3階建て(一部2階)で、敷地面積約2500㎡、延床面積約4500㎡。計43室で、上のグレードから「エグゼクティブ」(2室)、「デラックス」(17室)、「プレミア」(14室)、「スーペリア」(10室)の4タイプ。部屋のサイズは38~56㎡で、1室あたり1泊35000~70000円(季節により変動)。
1階には、宿泊客以外も利用できるレストランやカフェ、バーがあり、通りに面しオープンテラスを設置。3階には旧軽井沢エリアでは珍しい露天風呂を備えた大浴場も設けた。総事業費は約20億円。6月からホームページで宿泊予約の受付を開始。8月はほぼ埋まってきているが、9月以降はまだ空きがあるという。
内覧会後の関係者を集めたパーティーで、ベルーナの安野清代表取締役社長は「凝ったつくりで、落ち着いたシンプルなホテルができた。お客さんに喜んでもらえるよう取り組んでいきたい」と話した。
この日は、ベルーナの子会社リポワールが2018年春、発地に開業予定の「八風湖ホテル」(仮称)の建設地も公開。敷地面積は約23万㎡。浅間山を見渡せる傾斜地に、クラシックな外観のホテル本棟、浴室棟、エステ棟、レストラン棟、コテージなどが点在する「小さな村」がコンセプト。客室数は54室を予定。
2015年6月から着工していて、整地、温泉の掘削作業が完了。9月から建物の建設に入る。「八風湖ホテル」(仮称)について、安野社長は「スケールの大きい、幻想的かつ神秘的なホテルにしたい」と展望を語っていた。
軽井沢町では他に、長野県内初の外資系ブランドホテル「軽井沢マリオットホテル」(全86室)が7月29日、愛犬と宿泊できる「レジーナリゾート軽井沢御影用水」(全26室)が30日にオープンを迎える。
TEL0267-41-2030(ルグラン軽井沢)
TEL0267-44-4489(軽井沢マリオットホテル)
TEL0267-41-0411(レジーナリゾート軽井沢御影用水)
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写真上:ルグラン軽井沢の外観。
中:ルグラン軽井沢のスーペリアツインの客室。
下:「八風湖ホテル」(仮称)の建設地。